座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

九州産馬 今週の出走予定

3歳馬はテイエムボッケモン、テンペラメントホル、カシノタロン、キリシマホーマ、クラウンアイリス。
古馬はカシノランナウェイが祇園特別、メモリアルイヤーが淀短距離ステークスに出走します。
テイエムボッケモンは初ダート。母父フォーティナイナーですしダートは合ってそうです。
カシノタロンも初ダートで新しい面を見たい。テンペラメントホルは前々走が好内容、あの時の再現を。
キリシマホーマは前走マイルで好走。今回は200m伸ばしてきましたが、末脚を活かせる展開になれば。
クラウンアイリスは新馬戦でいきなり3着。今回は相手も強そうですが頑張ってほしいですね。
カシノランナウェイとメモリアルイヤーは得意の京都に戻るので楽しみです。

1/13たんぽぽ賞トライアル2戦の出走馬が決定

緑に囲まれたレジャー施設:佐賀競馬(さがけいば)|佐賀県鳥栖市
ノカイドウ特別
http://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2014%2f01%2f13&k_raceNo=8&k_babaCode=32
JRAカシノミント
JRAキラリルイ
JRAクラウンサイガー
JRAテイエムイカッタ
JRAテイエムヒッカッタ
兵庫テッペン
佐賀ハヤテコマチ
佐賀アヤテルハ
JRA補欠のテンペラメントホル、カシノレントは除外)
ヤマキリシマ特別
http://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2014%2f01%2f13&k_raceNo=9&k_babaCode=32
JRAカシノバル
JRAキョウワコクリコ
JRAクラウンデュナミス
JRAコウユーユメノホシ
JRAテイエムサンキュウ
兵庫ユメイッパイ
佐賀クラトリアゲイン
佐賀ハシレクマ
佐賀マドンナチーチャン
JRA補欠のカシノエーデル、カシノトロピカルは除外)


JRA未勝利・地方3歳OPの交流競走。キラリルイ、クラウンサイガーム、テイエムイカッタはこれがデビュー戦。
JRA未勝利の交流競走の場合は未出走馬の出走が優先されるはずなので(JRAの未勝利戦と同じ扱い)、
3頭はここを狙いにしてきたのかもしれません。兵庫からも各レースに1頭ずつ遠征してきました。
基本的には既走馬同士の争いになりそう。その意味で近走好走馬が多いミヤマキリシマ特別の方が激闘になるか。
ノカイドウ特別は地方勢にも出番があるかも。地元ハヤテコマチや、園田のテッペンも面白そう。
ヤマキリシマ特別はJRAで好走したカシノバル、クラウンデュナミス、コウユーユメノホシなどの争いに。

『サラブレ』10月号 海外で活躍する現役日本人ホースマン特集

競馬雑誌の中でも海外競馬情報が豊富な『サラブレ』ならではで非常に面白かったこの特集。
なんと(掲載を辞退した方は除いて)海外で活躍する日本人ホースマンの一覧が載っていました。
さすがに全員を網羅してはいませんが、それでもこれだけの情報を集められるのはさすが『サラブレ』。
騎手や調教師のみならず調教助手や厩務員、エージェント、レーシングディレクターなど多岐に渡ります。
国別ではイギリス、アイルランド、フランス、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、シンガポールなど。
一人一人の簡単なプロフィールやこぼれ話などもあり、とても良い記事になっています。

続きを読む

スノーフェアリーの母など繁殖牝馬が日本に輸入される

ファシグティプトン11月セール、キーンランド11月繁殖セールなどで購買された種雌馬32頭が輸入されました - 軽種馬登録ニュース(2014/01/08) | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル

この中には、ファシグティプトン11月セールで購買された高額上位10頭のうち4頭が含まれておりその4頭は、2010年のBCジュヴェナイルフィリーズの優勝馬Awesome Feather、2010年のエイコーンS優勝馬のChampagne d'Oro、2012年のスピンスターS優勝馬のIn Lingerie、2009年のデルマーデビュタントS優勝馬のMi Suenoです。
また、2010年、2011年のエリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーの母であるWoodland Dreamも輸入されました

他に南アフリカ最優秀3歳牝馬のHere to Winや、2010年チリターフチャンピオンのCasablanca Smileなども。
これだけの重賞勝ち馬や繁殖牝馬としての実績馬を日本関係者が購買していればこんな風に言われるのも頷ける。
相次ぐ有力馬購買で、日本のサラブレッド産業は世界一になる可能性(日本)【生産】 - 海外競馬情報(2013/12/20)【生産】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル


海外の血を導入すること自体に異を唱えるつもりはない。サンデーサイレンス系全盛期が続く日本では異系の血を取り入れたいのだろう。
金に任せて買い漁り欧米から批判を受けた過去の例もある。さすがに以前のように「種牡馬の墓場」などと言われることは無くなったが……。
米国生産者からは不安の声も出ているようだ。本当の意味で日本のサラブレッド産業が世界一と呼ばれるようになるには、
海外から日本の血統が欲しがられるようになり、またそれを積極的に受け入れることが出来るようになってからのように思う。

カタールで新競馬場建設計画

カタール、5年以内の新競馬場建設を計画(カタール)【開催・運営】 - 海外競馬情報(2013/12/20)【開催・運営】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
カタールの急速な競馬発展(カタール)【その他】 - 海外競馬情報(2012/04/20)【その他】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
近年の経済高成長を背景に半公営企業が積極的に有名スポーツチームのスポンサーに名乗りを上げたり、
2022年サッカーワールドカップ開催地に選ばれるなど国家としての知名度を上げつつあるカタール
競馬産業においても投資が活発なようで、レース賞金は今シーズンからは倍増するという。
現在ではまだパート3国ではあるが、このまま投資が続けば国際レースも増えてパート2国入りは早そうだ。
そんなカタールには現在メインレース場としてアルライヤン競馬場が使われているが、
周囲を住宅地に囲まれこれ以上拡張することは難しく、新競馬場建設の計画が立てられているそうだ。
完成すれば機能や主要競走のほとんどを新競馬場に移す予定だという。


キングカメハメハ産駒など落札のカタール王族は日本で馬主申請の意向 | 競馬ニュース - netkeiba.com
昨年のセレクトセールに初参加したカタール王族のファハド・アルターニ殿下が日本での馬主免許を取得予定で、
日本でもカタール旋風が巻き起こるか注目される。何にせよ大事なお客様としてお付き合いしていきたいものだ。

中国におけるメイダン競馬場主催の国際競馬イベントが延期に

中国での国際競馬イベント、検疫条件が合意に至らず延期(中国)[開催・運営] - 海外競馬ニュース(2013/11/21)【開催・運営】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
今回は検疫条件で合意に達しなかったとのことだが……相変わらず中国は難儀な国だ。
とはいえ中国の巨大市場は世界の競馬産業界からしては垂涎の的とされているようで、
撤退したダーレーもメイダン競馬場を介してまだ諦めていないようです。
内モンゴル自治区で第1回中国馬文化フェスティバルが開催される(中国)[その他] - 海外競馬ニュース(2013/11/07)【その他】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
欧州のセリも中国人購買者の今後の需要に期待(欧州)【生産】 - 海外競馬情報(2013/05/20)【生産】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
中国人のサラブレッド購買は生産者にとって歓迎すべき後押しとなる(オーストラリア)[生産] - 海外競馬ニュース(2013/05/16)【生産】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
英国競馬界のハイレベル代表団、初めて中国を訪問(中国)【その他】 - 海外競馬情報(2013/03/20)【その他】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
中国競馬 今度はアイルランド・フランスと提携 - 座布団が行司にクリーンヒット
ダーレーが方針転換 中国競馬から撤退へ - 座布団が行司にクリーンヒット
中国政府が日本政府に競馬場建設協力を働きかけ - 座布団が行司にクリーンヒット


日本は民間レベルで以前から中国競馬へ投資し続けてきましたが、
中国が公営ギャンブルを解禁しないためにいくつか断念してきた例があります。
国家レベルでは続いているようですが、本格的に公営ギャンブルが法制化するまでは
下手に手出ししない方がいいような気がします。かの国は深入りするとすぐ手をひっこめますからね……。
国レベル、あるいはクールモアやダーレーのような超大手に任せておいた方がいいでしょう。

2013年度馬事文化賞に『消えた琉球競馬』

梅崎さん「消えた琉球競馬」に馬事文化賞 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
スポニチ・梅崎記者が馬事文化賞受賞 現役新聞記者初の快挙― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル


スポニチ競馬記者著『消えた琉球競馬』 - 座布団が行司にクリーンヒット
消えた琉球競馬「ウマハラセー」復活へ - 座布団が行司にクリーンヒット
「ウマハラセー」に岡部幸雄氏が登場 - 座布団が行司にクリーンヒット
ちょうど一年ほど前に当ブログでも紹介した『消えた琉球競馬』が馬事文化賞を受賞しました。
この本が出てから現地でも機運が高まったのか、琉球競馬「ウマハラセー」が復活。
沖縄の眠っていた馬事文化を掘り起こし、文句なしに受賞に値する内容だったのではないかと思います。


『ダービースタリオン』に馬事文化賞を - 座布団が行司にクリーンヒット
http://jra.jp/news/201401/010802.html
余談ですが私は『ダビスタ』に馬事文化賞が授与されるといいなーと以前からずっと考えているのですが、
選考委員の面々を見ると可能性は低そうだと思わずにはいられません(苦笑)。

2013年度JRA賞発表

2013年度JRA賞発表 年度代表馬はロードカナロア | 競馬実況web | ラジオNIKKEI
http://jra.jp/news/201401/010701a.html
ロードカナロア年度代表馬に選ばれ、最優秀4歳以上牡馬のオルフェーヴルと賞を分かち合ったというのは
多くの人が納得しているところのようですが、異論が出ているのは最優秀ダートホースでしょうね。


2013年度JRA賞最優秀ダートホースはベルシャザール: 伊吹雅也とビールを飲もうじゃないか
ジャパンカップダートの一度の対決で敗れたとはいえ1年間にG1を4勝したホッコータルマエが、
一度の対決で勝利したとはいえG3とG1を1勝ずつのベルシャザールよりも票が足りなかったというのは
悲しいかな記者の多くが「地方のG1を4勝<JRAのG1を1勝」という認識を持っているということです。
地方開催のダートG1は地方馬の出走がありレースレベルが低いと考える記者が多いのかもしれません。
しかしJRAのダートG1はフェブラリーSJCDの二つしかなく、それ以外を地方競馬に頼っている以上、
地方開催G1であっても評価されるべきだと思います(大井開催のレースは間違いなく国際G1ですし)。
記者のみならずJRAの競馬関係者は未だに欧州>JRA>地方、さらに細かく言えば中長距離>短距離という思考で
凝り固まっている気がします。記事で非常識をひけらかしたり、JRA以外は無知すぎる記者はざらにいますからねぇ。
その意味でロードカナロア年度代表馬は歴史的な出来事だったと言えるかもしれません。