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浅田農産の会長夫妻が自殺

痛ましいですね。現代の悲劇ですよ。こういうニュース聞くと本当に悲しくなりますね。

今回の鳥インフルエンザ問題が起きなければ、自殺する事も無かったろうし、
鳥を処分する事も無く経営不安にも陥らず、平和だったんでしょうが。
今回は浅田農産が鶏の大量死がわかっていたのにも関わらず出荷を続けた事が問題視されています。
しかし、今回の騒動で一番の被害者はよく考えてみると、浅田農産なんですよね。

鶏の大量死を発見しても出荷を続けた・・・それはなぜか。社長、会長も言っていますが、
「死んだ鶏から出荷する」からなんですよね。早く出荷しないと鮮度が落ちて腐るだけですから。
死んだ鶏から出荷する、というのは養鶏業では常識のことなんです。
それが少量でも大量死でも関係無いわけです。出荷しないと経営に響くわけですから。
しかし、それだけ大量死があったのにも関わらずなぜ京都府に報告しなかったのか?
それもやはり経営に響くからでしょう。本当に鳥インフルエンザならば全部処分しなければならない。
バレたら、それは会社の存亡、つまりは自分達の生死に関わるから・・・。これはあくまで私の想像ですが。
今回この部分でマスコミから、各方面から一斉に叩かれました。そりゃ心労も溜まりますよ。
今いる鶏を全部処分したとしても、信用はなかなか回復しません。会社の信用というのは死活問題です。
社長はマスコミの「なぜ大量死した鶏を出荷したのですか?」という質問に対し「当たり前だ!」と
声を荒げたらしいのですが、このことが記事では「逆切れした」と書かれています。
これではあまりにも可哀想です。事情を知らない人が見たら完全な悪役です。

もちろん浅田農産は管理の部分でずさんなところが多く、非難されなければなりません。
しかしその結果が自殺ですか。嫌になりますね。
以前マスコミの報道過多による風評被害等のことを日記に書きましたが、
やり方を間違えると人まで殺してしまう恐ろしいものなんですよ・・・・。
世知辛い世の中ですね。まったく。

今日のますネタ:
『◎=アルデンテ』(ウソ知識)
ビックリして耳がこんなに大きく(略