座布団が行司にクリーンヒット

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前日の続き

一リーグ制度に反対しているのはセ・リーグの読売巨人以外の球団なのです。
パ・リーグ側が推進しようとしていた交流試合も反対していたのはセの球団。
なぜ反対するのか。それは放映権の甘い汁を吸いたいがためです。
巨人戦の放映権は一試合につき3億円とも言われています。その額が相手球団に入るわけです。
一リーグ制になるとその甘い汁の配分が少なくなるわけです。
別にセ・リーグの他5球団が悪いと言っているわけではありません。
球団にお金が欲しいのは皆同じ。経営にお金は何よりも必要なものです。
セ・リーグの巨人以外の球団は「打倒巨人」やら「アンチ巨人」やらとファンが騒いでも
所詮その巨人におんぶで抱っこだったわけです。それだけ巨人という球団だけに
プロ野球界のウェイトが置かれていること自体がまず間違っている。

我々パ・リーグのファンとしてはセ・リーグと試合をしてみたいし、球団も今まで無かった
巨人の放映権が欲しいから一リーグ制度は実はそれほど反対でもないのです。
むしろパ・リーグがこのまま5球団で存続していく事の方が問題なのです。

果たして今後日本のプロ野球界はどうなってしまうのでしょうか。
四国や東北に市民球団を作る動きは昔からあったらしいですが、
その一縷の望みに賭けることも難しい。
ある会社がプロの球団としてプロ野球界に入会するにはまず300億円必要だそうです。
こんな大金、この不景気の中なかなか出せませんよ。そりゃ買収する会社すら無いはず。
この辺も含めて大改革が必要な時期なのでしょう。しかしそれが、ひと昔の人をより集めたような
あの頭の固いオーナー会議で可能なのかどうか。不安が募るばかりです。

今日のますネタ:
『JRA、勝利騎手インタビューでの「そうですね」を全面禁止に。』(年表)
井口のお立ち台の時の口癖「そうっすねーあのー」もどうにかならんものか。