座布団が行司にクリーンヒット

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続九州産馬の話

テイエムチュラサンは14番人気14着でした。キャントンガールと一緒に逃げて、この馬よりは先着しました。
タイキシャトル産駒ですし、やはり1600は長いのでしょう。今後OPの短距離に出て来れば楽しみです。

昨日の続き。九州は馬産に適していないように見えて実はそうでもない。
気候や風土の問題はありますが、それを逆手に取っているのです。厳冬に強い。
九州には育成牧場が多く存在します。また、JRAで活躍する有名馬もよく九州にリフレッシュに来ています。
JRA宮崎育成牧場は有名です。JRAが購入した抽選馬の一部はここで育成され、デビューを迎えます。
九州の馬産は減少しています。この不景気の中、北海道で牧場が幾つも倒産している中で
九州の牧場も当然経営状態が厳しい。そこで育成牧場へシフトすることによって
生き残りを図ろうとしているのです。しかし、そんな中で逆に九州での馬産を拡張する人物もいます。
テイエム技研社長、竹園正継氏です<a href="http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20041126c6c2602q26.html">(記事)</a>。競馬界では知らない人がいないテイエムの冠名。
所有馬を出走させて得た賞金を次々と牧場資金に費やしているそうです。
逆に九州での馬産を拡張しようとしているのはテイエム牧場と協和牧場鹿児島分場くらいでしょう。
ただ、両方とも今の所産駒は全て持込み馬です。九州での馬産を推進しようとする動きは
素晴らしいことだと思いますし、是非頑張ってもらいたい。でも、
今後はさらなる九州産馬活性化の為にも、九州の種牡馬の産駒を増やしてほしい。
「純九州産」の活躍こそ九州の馬産になくてはならないことだと思うのです。
そう言う意味で柏木オーナー、板東島オーナーには頭が下がります。所有馬ほとんどが純九州産。
持込み馬よりこちらを応援してしまいます。中央ではなかなか勝てませんが…。
九州産を応援していると、未勝利や500万下をやっと勝っただけでも嬉しいモンです。快挙なんです。
一般的なPOGなどしている人達にとっては、期待馬が重賞で凡走しただけで落胆しているようですが、
九州産ファンにとっては重賞に出走するだけでも凄い事なんです。ましてやOP勝ちなんてしたら!
テイエムヒットベの勝利は本当に嬉しかった。今度は純九州産の出番です。
その為には九州に良い種牡馬が来てほしい。九州産限定新馬戦でその産駒が独占したって構わないですよ。