座布団が行司にクリーンヒット

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ニルキング牧場

車はずっと手前の国道沿いに置いてきてしまったので、戻るのも面倒なので歩いて行くことに。
「だいたいアッチの方」としか聞いてなかったのでちゃんと辿り着けるか不安。
とりあえず放牧地には行く事が出来ました。おーおー!2頭いる!
このあたりはやはり鹿児島、土が黒っぽいですな。噴火でできたシラス台地ですよ。
でも大きな農場もあるしこうやって牧場もある。九州でも馬産はできるんだ。
北海道産に負けない馬をいつか生産してくれることを切に願いつつ馬をずっと見ていました。
放牧地とは別にニルキング牧場の本場があるようなので、そっちを探す。
しかしなかなか見つからない。家がかなり多くあるんですよ。ちょっと意外でした。
歩き回って30分近く。見つからない。仕方が無いのでとりあえず車に戻る事に。
今度は車で30分ほど探し続け、やっと見つかりました。数えてみると全部で7頭ほどいました。
しかし、馬がいないと本当に牧場なのか分かりませんね。北海道の牧場なんかに比べると
規模が違います。コッチは小さい。北海道行ったことがないからわかんないけど、たぶん。
牧場と言っても民家の隣に馬舎と放牧地があるだけ。あ、犬がいましたね、犬。
2匹いるんですがね、こいつらがマタ半端なく元気。遊んでやってたらこっちがドロだらけですよ。
家の中から出て来られた人に許可を得て牧場見学。お忙しかったようで話が聞けなかったのは残念でした。
せめてノースサンデーとその仔がどれなのかだけは知っておきたかったですね(苦笑)。
ここには馬頭観音を祀っており、その隣にはヒカルイマイのお墓が。ヒカルイマイ、ご存知ですか?
皐月賞、ダービーを制して三冠を期待されましたが怪我で引退。幻の三冠馬ですよ。
母がサラ系だったため引退後種牡馬になったものの相手に恵まれず、廃用寸前だったのを
有志が集まってお金を出し合い、九州で残りの馬生を過ごす事になったのです。
それがここニルキング牧場。お墓は今でも綺麗に手入れされて、大事にされているのだなと思いました。
ちなみに牧場の名前になっているニルキングとは、九州産馬。かなり時代の古い馬です。
活躍して重賞も勝ってるんですよ。コウエイロマンの重賞勝利は本当に久々のことだったんです。

続く。