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なぜJRAは馬主、地方は騎手ごとに勝負服が違うのか

という質問に答える形の記事が載っていました。(東スポ系列紙)
まず、なぜ両者が馬主と騎手という風に違ってきているのかというと、JRAJRAだけで開催していますが、
地方競馬は各競馬場で主催する市町村が違います。また以前まで地方競馬は全国にかなりの数が存在していました。
また昔の地方競馬は馬主、調教師、騎手が同じ人もいたらしいのです。完全な分業じゃなかったらしいんですね。
馬主が調教師をやったり、なんと馬主が自分の馬に騎乗することもあったとか。開催競馬場ごとに規定も違う。
だから結局全国で統一できず、騎手が自分で考えた勝負服を着るようになり、それが現在にまで至ると。


馬主が騎手をやるって、今考えれば驚きですよね。その一人がかなり昔の馬主の白井新平氏という方で、
自分が騎乗しない所有馬には自分の勝負服と同じデザインの服を騎手に着せたりしていたとか。
自分の馬に自分が騎乗すれば、何の文句もありませんよね(笑)。調教でも同じことが言えそうですが。
海外では調教師が馬を所有している例もありますが、現在日本の競馬法では禁止されていますね。


現在地方競馬ではホッカイドウ競馬だけがあるレースだけを例外として馬主勝負服を認めていることもあります。
また、地方競馬の騎手は自分の勝負服を途中変更することも可能だとか。実際に変更した騎手もいるみたいです。