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『サラブレ』馬インフルエンザ騒動についての記事を見て

今月号(10月号)の『サラブレ』は馬インフルエンザ関連の記事がトップの扱いでした。
巻頭で平松さとし氏が「どこかしら矛盾を感じるJRA批判中心のインフルエンザ報道」と題して、
JRA批判ありきで不買運動の様に煽る競馬マスコミ・ライターはいかん」というような内容から始まったので
どうなることかと思いましたが、他は大体がJRAの対応の拙さを批判するものでしたね。

(略)ほとんどの関係者は中止もやむを得ないと考えていたと思われる。
(略)開催賛成の声もあった。(略)そして17日午前9時半、JRAは18、19日の開催中止を発表する。
前日の「開催決定発表」から、わずか18時間余での撤回。それまで冷静に対処していた
トレセン関係者たちも、この急な変更にはさすがに怒りの声を上げた。(略)
トレセン関係者が自分の主張を熱心に語っていたのは、ここまでだ。JRAは今後の方針を明らかにせず
「最後は各調教師の判断に任せる」と責任を丸投げ。さらに陽性馬の隔離を厳密に行わず、
平気で陽性馬(発症はしていない馬が大部分だが)がコースに入って調教している(略)


JRAからの指示系統が全く機能しなかったため、(トレセン関係者は)自分の考えに従って行動した。
それが陽性馬と陰性馬の「混合調教」という事態を招き、各関係者のモチベーション低下を呼んだ。
スポニチ・鈴木正氏)

(略)現場の関係者たちからは、JRAの対応の悪さや不手際について
「あまりにもずさん過ぎる」と怒りが続出している。(略)
当初は週末の競馬に出走意志のある馬は必ず検査を受けることとされていた
→いざ検査が始まると一転あくまで任意となった。検査を受けなかった馬たちもいた。
→それが再び検査を受けていない馬は登録できないと(JRAが)言い出した。
→クレームをしたがJRAはダメの一点張り。獣医「検査当初は上層部から『任意』と通達されていた」
(略)検査自体にも、大きな問題があったと関係者は証言する。
個体チェックをしていないずさんな検査、馬名を言うだけの照合。ズルしようと思えばし放題の状況。
公正競馬と胸を張れる状況ではない。(略)これがさらに強力な伝染病だったならばどうするのか。(略)
「預託頭数増加による入退厩増で検疫を簡素化したからこういうことになってしまう。
今回のインフルエンザは『フロリダ型』と言われる新型だった。競馬会はこの存在を知っていて
対応できるワクチンを開発中だった。つまりはウイルスに先を越されてしまったのだけれど、
もしワクチンに頼らず検疫で簡易キットによる検査をしていたならばこのような事態にならなかった。」
オーストラリアにまで被害が拡大した今回の馬インフルエンザだが、これだけ大きな被害があった
にも関わらず、感染ルートの特定についてJRAは行わないということが伝えられている。
JRAは分かっているはずだよ、全てを。それを知らぬ存ぜぬで押し通そうとしているのが見え見え。
でもね、この問題をあやふやに終わらせたならば、迷惑をかけた地方競馬をはじめとする馬関係者、
そしてファンはもちろん、国際的にも、JRAの信頼が失墜するのは間違いない。」(以下略)
(文/棚井伸一郎氏)
※一部文章の表現をアレンジしています。

棚井氏の文章の「」内は「とある関係者の話」ということだが、信憑性に疑問があるのは否定できませんが
なぜか納得してしまうような感じもありますよね。感染ルートが特定されると、困ってしまう人たちがいると…。
『フロリダ型』とは欧州や米国で猛威を振るっている、日本では見受けられなかったタイプのインフルエンザ。
それが日本で流行した→馬を輸入でもしない限り日本に入ってくることは無い。
つまり発生する以前に潜伏期などを含めて逆算し、その時期に欧州or米国から馬を輸入した牧場などを
調べればいいわけですよ。時期さえ絞れば輸入馬も何百頭もいるわけがないから、おのずと感染源は
限られてくるだろう。その感染源がどこだったのか……秘密しにしておいた方がいいような所だった?
想像は尽きませんが、意外とありえる話かもしれませんね。