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JRA代替開催の影響で兵庫ジュニアグランプリが11月20日に変更

http://www.keiba.go.jp/topics/2007/1003.html
馬インフルエンザによる中止の代替開催を11月23日などに予定 (変更&追記しました) - 座布団が行司にクリーンヒット
馬インフルエンザによる中止の代替開催をJRAが発表 - 座布団が行司にクリーンヒット


ずっと前から祝日の11月23日に計画し、それ相応の売り上げを見込んでいただろうに。平日に移動すれば
当然売り上げは減少、さらにこの日は本来荒尾競馬の全レース場外を計画していたのが1レースのみに。
…………。
どうして地方競馬はいつもJRAの尻拭いをさせられなければならないんだろう。別に、何事もJRA優先で
なければならない理由は無いと思うんだけどな。玉突き玉突きで結局、最後は立場的に下位の地方競馬場
迷惑がかかる仕組みになっているのが悲しい。それだけの見返りがあればいいんだけど……期待できるだろうか。


噂ではJRAは年末12月24日(月曜祝日)に代替開催を予定していたというが、
地方競馬場の猛反発でここに収まったという。年末開催は地方競馬にとってもその年最後の稼ぎ時、
反対が起きるのも当然だ。名古屋グランプリが行われる日でもある。
JRAは今年から施行された改正競馬法により1開催「12日以内」が可能になりました。
競馬法改正で祝日月曜日(3日連続)JRA開催が増加 - 座布団が行司にクリーンヒット
この時からずっと恐れていたことですが、地方競馬の特権だった平日祝日開催がJRAに奪われてしまうということ。
特に祝日法の改正で月曜祝日が増えたことによりJRAは3連続開催をしやすくなっていました(金曜祝日も)。
JRAも売り上げが厳しくなり、なりふり構っていられなくなってきたのでしょうが、地方競馬をも道連れというか
犠牲、踏み台にしてまで売り上げを伸ばしたいのかと。伸ばしたいからやっているんだろうけど……。
地方競馬は立場的に最終的には「はい」としか言えないのを分かってやっている感がありますからねぇ。
今の競馬界はお互いを引っ張り合うのではなく協力しあっていかなければならない時期だろうに。


今回の馬インフルエンザによる開催中止、もしかしたらJRAにとっては「渡りに船」だったのかもしれません。
売り上げの低い夏のローカル開催なんかよりも、「ドル箱」であるジャパンカップウィークに開催を増やした方が
断然儲かるに決まっている。急遽中止にした分の損益を補っても余る程の売り上げ…というのは言い過ぎか。
それにしても全てにおいてJRAが得、地方競馬が損な役回りになって行っているように見えてならない。
JRAが場外を地方競馬に開放するから、その代わり」というのであれば掌返すけどね。まさかありえないよね…。