座布団が行司にクリーンヒット

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アビスパ福岡 最悪の斜め上のもう一つ向こう側

沖野等育成統括と中村重和スカウトを解雇

http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20071209-293176.html
ひどい。ただただこの一言に尽きる。
中長期的中長期的と連呼するだけの社長。記事で批判されているように持論とは逆行する人事。
しかも後任は未定、記事によると、来季はこの部門を縮小する可能性もあるようだ。暴挙としか言いようがない。
スカウト・育成という部門はチームの根本とも言うべき重要な部分。即日で結果の出るようなものではない。
スカウトは学校関係者などとの長年の信頼関係、人脈などを少しずつ積み重ねてやっと結果が出るものだ。
育成もまさにそうで、どんなに弱いチームであっても育成がしっかりしていれば必ず強いチームになる。
サッカーチームにおける「ユース」というのは無くてはならないもので、ユースから強い選手を鍛えていれば
そのままトップチームの強化につながる。まさに「中長期的」視野で強化していかなければならない部門だ。
今年から社長と田部GMはこの二つを縮小するというのだ。
それとも前・小林体制を一掃するためとか? どっちにしろ納得できない。
アビスパという弱小チームに数多くの有力新人を入団させてきたスカウト、
田中佑昌選手や、来年からトップに昇格する予定のU-18代表大山・鈴木選手ら育てて評判も高かったユース、
それらをすべてをぶち壊すと。
田部GMは有能だと評・判・高・いですし、これらを一人で受け持って行くという自信がおありになるようですが、
私はまず無理だと思いますけどね、それこそ新任の人がいきなりやれるような仕事じゃない。 財政的な事情?
そこは監督・GM・社長の給料削ってでも残しておかなきゃいけないくらい重要な部署ではないんですかね?
数日前「社長はチームを壊すためにやってきた七社会からの刺客なんじゃないかとすら思えてきた。」と書いたが
信憑性がますます高まってきた気がする。そう言いたくもなるくらい酷い。
さて、これで掲げられたあの幕の通りになったわけです。団体の皆様はさぞお喜びのことでしょう。
アビスパ福岡2−1ザスパ草津 - 座布団が行司にクリーンヒット
ここまで思い通りだと、裏でどこまで繋がっているのかと勘繰ってしまいそうになりますね。
アビスパ終わったな」どころの話じゃない、この崩壊がいつまで続くか見当もつかないんですから。
これで前体制と言えるものはほとんどがクビになり、もっとも責任があった社長と監督だけが残った。
悪い部分だけが残り、良い部分をすべて削除された。
もうやめてぇ〜>< - amesukeの日記

サポーターシンポジウム

http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/f-ka-tp0-20071209-293450.html
http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20071210-293594.html
HAKATA-NO-MORI 情報室 シンポジウム議事録
http://image01.wiki.livedoor.jp/a/i/avispa_jdi/9fe90722a314ba6a.pdf(議事録・pdfが開きます)
ファン・サポーターシンポジウムにも行った - SOUND OF DRUMS
このニュースが発表された同じ頃、サポーターシンポジウムが行われていました。
私は残念ながら出席することができなかったのですが、予想通り中身はスカスカだったみたいですね。
議事録を一通り見てみましたが、社長の回答のあやふやさ。ほとんどが答えになっていない。
まるで政治家のような物事のはっきりしない言い回しで、けむにまかれたような感じ。
田部GMの「サッカーの世界なので、すべての事があり得る」なんて回答の仕方からみても分かるが、
サポーターをおちょくっているようにしか見えない。全体を見ても言葉を上手くして誤魔化しているように見える。
とりあえず「サポと話し合いましたよ」という事実作りだけ。今後も定期的に開催されればいいのだが…。
結局チームの目標や理由など、具体的なことはいまだに見えてこない。

解雇された選手たち

http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20071211-293950.html
ほとんどの選手がトライアウトを受けるとのこと。
合格して敵チームとしてアビスパを見返してやる!というくらいの気持ちで頑張ってほしいですね。
川島真也選手は既にオファーが来ているという。そりゃそうだ、これだけの選手を他が放っておくわけがない。
全員が再就職できることを望みます。

来季に向けての戦力

http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20071211-293948.html
http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20071211-293945.html
マリノスにとっては「武者修行」のつもりで送り出してくるんだろうけども、
こちらとしては昇格するために必死になっているわけで。戦力にならなければ……という不安は大きい。
黒部、久保……福岡と関わりの深い選手だし、気持ちとしては以前から来てほしいとは思っていた。
戦力になるかどうか予想はいくらでもできるが、欲しいのは結果。結果の残せる選手がほしい。
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/avispa/20071210/20071210_001.shtml
http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20071210-293595.html
大体、是非来季も残ってほしい選手ならサポーターシンポジウムなんかで言うよりも前に
それこそ新たに獲得する選手よりも前に「古賀には戻ってきてもらう」と発言するだろう。
記事にもあるがGMが「微妙」などと言っている時点でダメだ。
帰ってきて欲しいのは山々だけど、本気で交渉しているのかすら疑問に思えてくる。
これも「一応残留交渉はした」という形を作っておきたいだけなんじゃねぇかと。

社長や田部GMの来季の方針を二百歩譲って鑑みると

スポンサーがどんどん減り、育成もスカウトも削り、25人程度の少数体制、監督なども来季ダメなら辞める決意、
資金をこれから獲得する選手のために集約し、「背水の陣」でJ1昇格に挑むと、そういうことですか。
多くのものを犠牲にしてでもJ1に上がろうとしているわけですね。あまりにも分が悪い賭けのような気がしますが。
もし来季J1に上がることができなければ、このチームは一体どうなってしまうんでしょう。
そうなれば監督もGMも有言実行で辞めて、社長はというと「任期が終わったから」と言っていなくなり、
育成もスカウトもない、残されたものは何もないチームになってしまうわけですよね。
仮にJ1に上がったとしても得るものは少ないと思いますよ。新人もいないし、選手もいない、
層が薄ければ戦えない。1年ですぐにJ2に戻ってくる恐れもあります。
結局はまったくもって「中長期的」でもなんでもないんですよ。場当たり的にもほどがあるやり方。
積み上げてきたものを壊すのは簡単です。トップがそのように指示すればあっという間ですから。
しかし、新たに築き上げようとすると非常に大変で労力がかかるんですよ。
それを分かってやっているのか、理解に苦しみます。
今回のシンポジウムからしても、方針転換はしないのだろう。社長たちのしたいがままにされるだけ。
このチームの向かう先は…一体どこに向かっていくのだろうか。