座布団が行司にクリーンヒット

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横浜ベイスターズの通訳に海外で騎乗していた元・騎手の安藤裕氏が採用される

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2008/01/17/02.html
失礼ながら安藤騎手について私はこの記事が出るまで知らなかったのですが、調べてみると
なかなかご苦労された方みたい。記事にもあるように視力が低くてJRA試験に合格できなかったそうですね。
http://www.jair.jrao.ne.jp/japan/news2006/2006/a60204.html
だから海外で騎手になろう、という発想もすごいですがそれ以上に

彼は、視力の問題のほかに、2つの難問を抱えていた。
英語を一言もしゃべれなかったことと、馬に騎乗した経験が全くなかったことだ。
(中略)
安藤騎手は「日本ではプロのサッカー選手は、コンタクトレンズをして
試合出場することができます。もし私がこのままカナダで騎乗して勝ち続ければ、
きっと日本の騎手についての規則が改正されるでしょう」と述べた。

……それでよく海外に行こうとするよなぁ。そしてそんな英語を喋れなかった彼が通訳の仕事を得るとは。
マレーシアでも活躍した安藤氏でしたが、割とスパッと騎手の道を離れることを決断しているように見える。
恐らく今後もJRA規制緩和することがない、と見越してのことだったのだろうか。
かつての道川騎手*1の時代とは違い、今は地方所属騎手もJRA試験に合格できるようになっています。
ただ、相変わらず海外で活躍する日本人騎手への短期免許許可はいまだに下りない状況です。
安藤氏の場合は視力というハンデがありますから、どうしようもなかったかもしれませんが…。
そういう意味では諦めも早くついたのかもしれない。今後の長い人生、活躍を祈りたい。