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王貞治監督のメジャー論

http://hochi.yomiuri.co.jp/special/nipponjin/news/20080303-OHT1T00192.htm
結論から言えば王監督は選手のメジャー移籍容認派。かなり現実的、客観的なご意見だと思います。
ただただ有名選手がメジャーに流出して「日本野球界が空洞化する」という目先に囚われず、その先を見ている。
FA移籍に関しても「長い間頑張った選手の資格、ごほうびだ」と以前おっしゃっていました。
やはり自分もかつては野球選手だっただけ現役選手の気持ちがよくわかっているのだろう。一方で、
ポスティングによる移籍はホークス球団と同様に認めていません。この辺ははっきりと態度で示していると思う。


現実的という面では「ベースボール」の世界スポーツ界での位置を認識しているという点。
ゴルフやサッカーに比べて「狭い範囲でのスポーツ」であると。
この辺に目を瞑って「野球のオリンピックでの開催復活を」と声高に叫ぶ関係者がいるけど、
認識している上で主張するのととでは大きく違うからなぁ。
自らが立っている場所を理解している上で目標を定めていくのが真の指導者というものだと思う。

オレ自身もそういう気持ちが全くないわけではない。

これは本当に王監督の心の中にメジャーリーグの監督をやってみたい、というのが含まれているのかもしれない。
http://npn.co.jp/article/no/26714405/
ホークスの監督として長年やってこられたわけですが、勇退は寂しいけれど、体調不良や長期政権の弊害など
総合的に鑑みてそろそろ監督交代の時期だったと思います。もちろん今後もホークスに携わってもらいたい。
しかしメジャーでやってみたいという気持ちがあるのならば是非挑戦してみてほしいとも思う。
もちろん一番は体のことですから、そこだけはお気をつけて。