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アビスパ福岡 リトバルスキー監督留任

http://www.sanspo.com/sokuho/080523/sokuho022.html
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/24450
昨日書いたとおりになりましたね。皆さんマスコミも含めてもう解任だと思ってたでしょ?
ウチのフロントをなめたらいけませんよ。そもそも規定路線だったとも考えられます。

都筑社長は「続投は昨晩決めた」とし、理由については、(1)セレッソ戦では負けたが流れは福岡にあった(2)スポンサーに話を聞いた(3)監督を度々代えるとクラブの信頼を落とす−−などを挙げた。


 監督は成績不振から6日に都筑社長に進退伺を出したが、クラブ側は「3試合(11、18、21日)の結果を見る」と判断を保留。チームは3連敗し、現在3勝8敗3分けの14位(15チーム中)。

http://mainichi.jp/enta/sports/soccer/news/20080524k0000m050012000c.html

社長やGMは「流れ変わる兆しがあった」などとほざいているが、ほとんど解任する気は無かったのだろう。
とりあえずサポーターから不満が出たので「あと3試合様子を見て判断すると言っておけば、1勝はするだろう」
ってな考えだったんだろう。で、2試合連続で負けたら今度は「引き分け以上で」などと言い出す始末。
最初から「続投させます」と言っておくならまだしも(それでも多くの不満は出るだろうが)、やり方が姑息。
「スポンサーやサポーターに話を聞いた」というのも、一体誰に聞いたのやら。彼には自分の都合のいい声しか
聞こえないようだ。 「クラブの信頼を落とす」? 信頼なんて今もあると思っているのがおめでたい。
この一件でアビスパのフロントはスポンサーどころか日本中のサッカー関係者から「あのクラブはダメだ」という
烙印を押されたことを気が付くべきでしょう。
「監督を度々代えると〜」はただの詭弁です。むしろこの「監督代える代える詐欺」の方が信頼落としましたよね。
まだリティに期待を抱いている人はあまりアビスパの試合を見ない人か余程の大ファンか、馬鹿のどれかでしょう。
この1年と1クールの間一体何を見ていたのでしょうか。松田監督1年目の頃は順位は下でも若手の成長が明らかに
見て取れたし、批判も必要もなかった。今は何のビジョンも見えぬままチーム史上最悪の成績なんですよ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080524-OHT1T00098.htm
他チームの監督から続投を歓迎される始末。そりゃあ他チームはみんな喜んでいることでしょう。
選手の求心力も無いし、守備戦術に難があり守りの指導はクルーク・ヘッドコーチに丸投げするような監督を
誰が信用すると言うのでしょうか。営業面でのリティの神通力というのも大失態で既に失せているでしょう。
そもそも営業を監督に任せるな、と。てめぇら経営陣が 自 分 で や れ。
主導権は監督、福岡は解任できる権力なし - サッカーニュース : nikkansports.com
監督に権力を持たせすぎるからこうなる。

リトバルスキー監督は昨オフ、自らの構想外の選手を16人も放出した。さらに、横浜FC時代にコンビを組んだ田部和良氏をゼネラルマネジャー(GM)として迎え入れるなど、チームづくりのほぼ全権を握った。黒星が続く中で、責任問題が出てくるのは、当然の流れだった。


 フロントは、21日のC大阪戦までの3試合を進退問題の区切りとした。その「追試3試合」で全敗。それでもC大阪戦後、都筑社長は「慎重に考える」と、解任に踏み切れなかった。


 田部GMは「続投を前提でやってきた」と後任探しを否定したが、ぎりぎりまで結論を先送りした上での続投決定は不可解。いまだにユニホームの胸スポンサーが決まらないなど経営に苦しむ中で、新監督を迎える体力が球団になかったという見方が強い。


 ある選手は「3試合で決めるというのも、誰が言いだしたのか、よく分からない。(騒動は)クラブの管理不足では」と不満を漏らした。指揮官は「これからは選手がやりやすい環境をつくっていきたい」と意欲を口にしたが、問題は監督の手腕のみにとどまらないだけに、前途は多難だ。

http://www.sanspo.com/sokuho/080523/sokuho022.html

アビスパ福岡の陥った「前門の虎後門の狼」の状況 - 座布団が行司にクリーンヒット
まさに↑で危惧していたことがそのまま現れてしまいました。
もしかしたらクルークコーチへの監督昇格or監督代行依頼も拒否された可能性はありますね。
何にせよ日本人のS級ライセンス保持者をチーム内に留めておかなかったフロントの責任は重い。
というか、今思えばわざと追い出したのかもしれないな、どうしてもリティ体制を維持したかったから。


それ以前に違約金も払えない状態だと考えると、相当アビスパの台所事情は厳しい状態だと思われます。
新監督についても無い袖は振れないということか。スポンサーに総額1億円の追加出資を求めてもこれですからね。
アビスパ福岡 スポンサー10社に総額1億円の資金援助を要請 - 座布団が行司にクリーンヒット
リティ消極的続投…迷走福岡に新監督不在 - サッカーニュース : nikkansports.com
この様子だとグリフィス選手の再契約も諦めざるを得ないでしょうね。恐らく本人も
前回の試合での反則プレーなどを見る限りこれ以上日本でやる気はないでしょう。
あと、報酬度外視でもやりたいという監督がいたのに!? このクラブはもうダメだ。


私も含め多くのアビスパサポーターはもう既に今年の昇格は諦めています。まさかまだ信じている人がいたとしたら
能天気にもほどがある。昨年は1クールで首位だったにも関わらず入れ替え戦圏内すら無理だったのですから。
ですから残りのシーズンはチームの建て直し、育成に力を注いでいくのが一番の選択肢のはずなのですが、
アビスパ福岡 最悪の斜め上のもう一つ向こう側 - 座布団が行司にクリーンヒット
今の福岡にスカウト・育成部門は存在せず、ユース部門削減、サテライトリーグもない。登録選手は少ない。
来季の準備すらできない状態なのです。そして監督はリトバルスキー氏がそのまま執ると。
何も無い、ただ試合日程を淡々とこなしていく1年が始まりました。
シーズンが終わった頃には一体何が残るというのでしょうね。
これまでのホームゲームにはほぼ観戦に行っていた私ですが、今年はこれから何も変化が無ければ
恐らく一度もスタジアムに足を運ぶことは無いでしょう。見に行く理由も価値も無いから。
勝負は時の運で、試合に勝つこともあるでしょう。しかし根本的なものが解決されない限りは……。
ただこのままでは死んでも死に切れないので、どうにかして社長・GM・監督を道連れにしたいものだが、
何かいい方法は無いものか。底に落ちてもいいから未来の為にチームに巣食う癌だけは摘出しておきたいなぁ…。