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関東オークスはユキチャンが優勝 日本競馬史上初の白毛馬の重賞馬が誕生

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20080618103.html
ユキチャン 文章追加〜 | 南関魂 高橋華代子の南関東競馬ブログ
レースが始まる前までは過剰人気だろうと高を括っていました。あの圧勝ぶりには脱帽です。
この強さであの白毛、これはアイドルホースになる予感がします。できれば日本全国の競馬場を巡ってもらいたい。
そのためにはG1やG2は勝たずにG3止まりであってほしいと勝手ながら思ったりしています(笑)。


しかし、白毛馬の重賞制覇ってよくよく考えてみると物凄いことなんですよね。日本競馬史上初なんですから。
世界的に見ても稀でしょうからね。サンデーサイレンス産駒の牝馬白毛という突然変異で生まれてきたことが
まずこの快挙(?)の始まりの奇跡だったのでしょうね。ユキチャンの母シラユキヒメのことです。
白毛馬が生まれる確率は1〜2万頭に1頭などと言われています。母シラユキヒメがその突然変異で白毛に生まれ、
ユキチャンホワイトベッセルは「白毛の馬からは1/2の確率で生まれる」白毛馬にあたります。シラユキヒメ
良血だったからこそ繁殖にも上がれたんだろうし、こうやって結果を出す仔も生まれてきたんですから。


果たしてこのまま白毛の牝系が続いて行くことはできるでしょうか。繁殖牝馬が生涯の内で仔を産むのは
ほんの数頭ですし、さらにその中から白毛牝馬が生まれてくる可能性はかなり低くなるでしょう。
やはり白毛の牡馬がG1を勝って種牡馬になるのが白毛馬を後世に残す一番よい方法かもしれません。
また、そんな馬がシラユキヒメユキチャンの仔から、これから出てきてもおかしくなさそうですしね。
……別に白毛馬をどうしても作り出さなければならない必要性は無いんですが(笑)。
白毛の馬は体質が弱くて大成しないなどと言われてきましたが、ユキチャンなどを見ていると白毛馬二世以降は
その影響が薄くなるのかなあ。そうだとすれば、白毛馬の系統が確率しても問題無いと思うんだけどな。
日本ではハクホウクン種牡馬になっていますが、海外ではこれまでもう何頭か種牡馬の例があったようです。
しかしいずれも父系としては続かなかったようで。日本でそういう系統が生まれても面白いんじゃないかなあ。