座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

武豊騎手が宝塚記念後の検量室で四位洋文騎手に「反則(された)負けや!」などとキレたとか

http://pc.keibalab.jp/topi/?seq=1237&PHPSESSID=859a532a48609c68a376b63726c6d667

(前略)
メイショウサムソン武豊Jが外目から押して上がっていくのに場内がどよめく。
その前にはアサクサキングスが居た。そして直線入り口で
エイシンデピュティ以外は横並びになった時にアサクサキングスが外へ一旦張って出た。
外のメイショウサムソンに接近するような動きである。そしてその後に大きく内へヨレて、
最内を廻って虎視眈々と待っていたインティライミの前に蓋をするように寄っていく。
アサクサキングスはこれだけでは収まらずに、再び外へとヨレてメイショウサムソンにぶつかった。
これにはメイショウサムソンも後脚が流れるような姿勢になった。
内で不利を受けたインティライミと外でぶつけられたメイショウサムソン
そこから前を行くエイシンデピュティを追うが頭、クビ差届かない。
2,3着馬に大きな不利があった競馬となってしまった。


検量室内は一種独特なイヤ〜な雰囲気に包まれていた。
武豊Jが珍しくきつい言葉を四位Jにかけている。
「あれだけやっているのは故意にとしか思えない」
「あの乗り方をするなら勝てよ、他人を勝たすような事をするな」と厳しい言葉だ。
佐々木晶師が「うちの馬勝っていたよ。哲ちゃん、ステッキを落とされるほどだったんだから」
と大きな声で報道陣に声をかけているのが聞こえる。極めつけは武豊Jの
「反則(された)負けや!」といい「後味の悪い競馬だった」と宝塚記念を総括して言った・・・。


エイシンデピュティは自分の競馬に徹して勝利してその力を発揮したもので勝利は成長の証であろう。
その勝利に何の不満もない。
だがどの馬も実力をいかんなく発揮してこその競馬であり推理の賜物が馬券となるのである。
それが人為で壊されてしまうのは非常に残念である。
私は武豊Jの騎乗馬を中心に当然競馬を観ているがそれにしても
天皇賞の四位J、オークスの池添J、ダービーの福永Jに今回の四位Jとこれだけの不利を蒙っている。
それであの着順なのだから「ちゃんとした競馬なら」とついつい思ってしまうし、
多くのファンに対して申し訳ない結果になっていることを感じる。
これは彼の騎乗馬だけで起きている事柄だけだが、他のジョッキーにも
イロイロなアクシンデントが起きていると思える。
多くの競馬ファンが馬券を買っていることを忘れないで欲しい。
馬の力で負けるのは構わないが、それ以外で自分の推理が壊されるのは許しがたい。
騎手諸君の技術の向上とフェアプレイでの競馬を是非にも思うものだ。
秋のG1競馬は綺麗なお願いしたい、とファンの立場から申し上げたいと思う。 

武豊騎手本人はというと、日記でやはりかなりの不満をぶつけている感じ。

宝塚記念は、なにか釈然としない思いが残る2着。
アサクサキングスは、道悪のときにフラフラするのがわかっていただけに、
注意して乗っていながらやっぱり寄られたというのが悔しいのです。


 直線の不利だけがクローズアップされているようですが、実は3コーナーから4コーナーにかけて、
同じ馬に外に張られているというのも見逃してほしくありません。

http://sports.nifty.com/take/cs/diary-column/diary-list/200807/1.htm#080702002553

上の記事を書いた平林雅芳氏という方はたしか武豊騎手のエージェントをしてる記者さん。
擁護をする記事を書くのは当然として、このような発言をしたとするこの記述にも信憑性があるか。


何やらなんかものすごくデジャブを感じる。つい最近のことだが例の福永祐一騎手の「福島行け」発言の時もだが。
福永祐一騎手「福島にでも行っていればいい」発言を否定 - 座布団が行司にクリーンヒット
騎手とそれに近い記者が一緒になって批判しあったり擁護しあったり。傍から見てるとどうもやり過ぎな感じがして
気持ち悪い。騎手同士で騎乗に関してお互いに文句があるのは別に大レースに限らず日常茶飯事なことだろうし、
裏でならどんなことを言い合っても構わないのだけれど、それを記者を通じて外に持ち出して場外乱闘というのは
少々反則気味なんじゃないかな。騎手にそのつもりが無くてもこうやって発言が記者を通じてファンの前に出て、
しかも片方だけを擁護したものというのは…。四位騎手が不利を与えたのは事実でしょう。
しかし四位騎手にだって何かしらの言い分はあるでしょうし、こういうのはあまり好きじゃないなぁ。