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サマーチャンピオン出走予定のヴァンクルタテヤマ 佐賀の倉富隆一郎騎手に乗り代わり

ヴァンクルタテヤマに佐賀の倉富隆一郎騎手 | 競馬ニュース - netkeiba.com
上でも書いたように赤木高太郎騎手の落馬負傷により乗り代わりとなってしまったヴァンクルタテヤマ
普通ならば4走前までよく騎乗していた武幸四郎騎手あたりかなぁと思っていましたが、こちらも落馬負傷。
武幸四郎騎手、肋骨骨折で入院 | 競馬ニュース - netkeiba.com
前々走で大井の戸崎圭太騎手が騎乗しているようにもしかしたら地方騎手もあるか…とは思っていましたが、
鮫島克也騎手以下佐賀の名だたる騎手はサマーチャンピオンに出走予定。誰になるかと思いきや、正直意外でした。
というのもこれまで中央馬に騎乗することがあまり無かった人ですからね。依頼があればほとんど鮫島騎手あたりが
乗っていましたし。もしや赤木-川田-川田父(調教師)-倉富(所属騎手)という流れで依頼が流れてきたのかと
思いましたが、さすがにそこまではないでしょう。単純に現在の佐賀リーディングの中で騎乗できる一番上の騎手に
依頼しようということで白羽の矢が立ったのではないでしょうか。倉富騎手は現在リーディング3位です。
http://www.sagakeiba.net/data/leading/jindex_20.htm
佐賀競馬ファン以外はまだ倉富騎手のことをよく知らないという方が多いと思いますので、少し説明を。
倉富騎手はここ最近急激に勝ち鞍を伸ばしてきた若手(今年で29歳ですが)です。
これまで佐賀は1位鮫島騎手2位山口勲騎手という不動のリーディングトップ、No.2を維持してきましたが、
その牙城を崩さんと勢いに乗っているのがこのお方。昨年からその傾向はあったものの、突然のことにびっくり。
http://www.sagakeiba.net/data/leading/jindex_19.htm(参考)
昨年度はワンパクメロとのコンビで中島記念ほか多くの重賞を掻っ攫い、今年もル・プランタン賞をオペラウィンで
制するなど好調を維持。以前からベテラン勢に対しても怯まない強気の騎乗でアッと言わせることの多かった騎手。
「何かしてくれるかも」という期待感は交流重賞という舞台でさらに強くなる感じがします。
ただ、今年の佐賀記念で1番人気マコトスパルビエロに地元佐賀の川野幸治騎手が騎乗して3着だったように、
何が起きるか分かりません。人気の中央馬に乗るというプレッシャーは計り知れないものがあります。
川野騎手は王道の競馬をして敗れましたが、むしろこういう馬に乗ればバクチは打てないですからね。
指示されたとおりに騎乗するしかないわけで、無理はできないでしょう。その点では倉富騎手は鮫島騎手にレースで
食って掛かっていくくらいですからね、度胸があるというかある意味では空気が読めないというか(笑)、
そういう点では合っているかもしれません。プレッシャーに負けずにいい競馬をしてほしいですね。
サマーチャンピオンの出走予定馬が確定 傾向と対策 - 座布団が行司にクリーンヒット