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コウエイトライは阪神ジャンプステークス4連覇を目指す

今月号『優駿』の重賞プレイバックにて生産者兼馬主である伊東政清氏のコメントより。
別コーナーでもコウエイトライが取り上げられていましたが、年に数回しか出走しない状況なので消耗が少なく、
また障害界はカラジをはじめ高齢馬でも活躍できる舞台でもあります。衰えが無ければ今後もずっと、
少なくとも来年は間違いなく現役を続ける予定のようです。繁殖入りさせてほしいという思いもありますけど、
障害で活躍して重賞を勝った牝馬の仔がセリ市で高い評価を受けることはまずありませんからね。これが平地ならば
早めに引退させてできるだけ仔を生産させてたと思いますよ。客観的に見て、衰えの見えない間はずっと現役で
走らせておいた方がいいという判断なのでは。障害界は落馬による怪我や予後不良がつきものでその点は怖いですが
だからこそ「中山は走らせない」という安全策を取っているのだと思います。飛越の低いこの馬を無理して走らせて
殺すようなことがあってはそれこそ人災に他なりません。ですから「G1には挑戦せずG3ばかり勝つ面白くない馬」
などという批判にも耳を貸す必要は無いと思う。『サラブレ』でも「中山大障害を制すシーンを見ていたい」などと
書かれていたけれど、もっと考えて記事を書いてほしいよなあ。例えばサクセスブロッケンは脚元の弱さから
デビュー当時からダートで走らせざるをえなかったわけだし、だからこそダートであれだけ活躍できたとも言える。
ダービーの頃には大分治ったからゴーサインを出したようだけれど。コウエイトライが中山で走らないのも適性面を
見て総合的に判断したからであって、それをジャンプG1が行われる中山で走れと言われても無理なものは無理。
もし今後コウエイトライの飛越が飛躍的に良くなれば話は別かもしれませんけどね。
コウエイトライが阪神JS3連覇 - 座布団が行司にクリーンヒット