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来年度から地方交流競走、障害競走、ローカル競馬場の1000万下条件戦の本賞金を減額

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/race/news/CK2008110702000116.html

それぞれ今年度より数%減額される。それによって約4億円の予算削減になる計算だ。
 売り上げは97年をピークに毎年、確実に下がっている。今までは各種の奨励金や付加賞の減額で競走事業費の見直しを図ってきた。本賞金は最後のトリデとされてきたが、いよいよ聖域ではなくなってきた。なお、新馬勝ち馬にも繁殖牝馬所有者賞(30万円)が与えられることが決まった。

前々からずーっと書いてきましたけど、削る場所絶対間違ってる。
これまでも奨励金や付加賞(○父や○市などの廃止)や下位賞金を削減し、今回は地方交流や障害戦やローカル。
一般的に日の当たらない所を削減しているように見えます。しかし、その部分こそ一番大事だということが
なぜ分からないのだろうか。表面だけ華やかにして、国際G1やグローバルシリーズに金をかけて、その尻拭いは
こういう場所を削る。日本の競馬界を支えているのは決して社台グループや一部のトップ馬主たちだけじゃない。
中小生産者であり中小の馬主たちであり、そういう人たちが奮い立つような方策をJRAはしていくべきではないか。
○市奨励金の廃止でセリ市から活気が消え、下位賞金や各種付加賞を削ることで中小の馬主たちが泣きを見る。
次は地方交流や障害やローカル。強い馬だけがJRA、日本の競馬界を担ってるわけじゃない。上位からこぼれた
馬たちの受け皿となっているのが地方交流戦や障害戦じゃないですか。根が腐れば枝葉も出ないし花も咲かない。
これだけではなくスーパー未勝利や準オープンクラスの除外問題など解決しなければならないことはいくつもある。
パート1国化に端を発した一連の国際化は時代の流れとして徐々に行われていかなければならないことだが、
それよりも先に国内の問題に力を入れてほしい。ぶっちゃけ、G1などの賞金削ってでもこちらに回せと言いたい。