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各地方競馬の出走手当てと最低1着賞金の一覧

http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2008/11/05/20081105ddlk03050003000c.html
毎日新聞岩手版がユニシスとの交渉決裂以来、岩手競馬に関する記事を連載しています。
その中でこの一覧がデータとして面白かったので紹介します。これに預託料まであれば完璧だったんですけどね。
やはり南関東の賞金が突出しているということと、他地区は割と似通っているなと感じました。
もちろん上位賞金では格差が出ているところもあるでしょうが。荒尾競馬が預託数の減少で困っているという話が
ありましたけども、悪い悪いと言われながらもなんとか踏ん張っている感じがしますね。これで預託料が比較的安い
のですから、そう悪くもないはずなんですがね…。賞金は減らしても出走手当ては据え置きにせざるを得ないのは、
これ以上の馬の流出を抑えたいということで各競馬場ともにこの基準からはなかなか削減できない所なのだろう。


よくレースの「質」とか「面白さ」という話が出てきますけど、その基準はどこにあるんでしょうか。
一般的には、記事内にもあるように出走手当を目当てに大した調整もせずとにかく競馬に使えるだけ使おうと
いう姿勢で望むので、同じメンバーと同様の結果しか出ずレースが面白くなくなる、ということだろうか。
しかし地方競馬には別の魅力があって、それは私のように、JRAのレースがあまりにもバリエーションが多すぎて、
つまりデータが多すぎて馬券検討があまりにも難しすぎるということで、データの対照がしやすく馬券の取り易い
地方競馬にほとんど移行してしまったというファンもいるということ。こちらの方が面白いという人もいるのです。
ただ、あまりにもバリエーションが少なすぎるというのは私も感じています。データ、情報量が少なすぎると。


例えば佐賀では、同クラス内で同距離ばかりで施行せず違う距離のレースを増やすだけでも大分違ってくると思う。
佐賀は基本的に下位クラスは短距離、上位クラスになればなるほど長距離になっていくのだが、少々度が過ぎている
ように思う。日曜日に九州大賞典というレースが行われるが、2500mという距離は一年に一度しかない。
2400mや500mなど長距離のレースがもっとあってもいい。さらにA級戦では季節によって距離に偏りがある。
夏季はサマーチャンピオンを目標に(馬の消耗も考えてか)1400m戦がほとんどとなり、冬季は佐賀記念を目標に
長距離のレースが多くなる。基本はそれでいいと思うが、何度も言うがいくらなんでも偏りすぎている。
これでは季節によって他地区に移籍する馬が出てくるしレースも同様の結果が多くなってしまう。
もっと適度に、ちょうどいい具合にバリエーションを増やすことも必要なのではないだろうか。中庸ですよ中庸。
条件が変われば走る馬も変わってくるし、配当もデカくなる(一概には言えないかもしれないが)可能性は高い。
やりようによってレースはいくらでも面白くなると思うんだけどなあ。


その他連載記事:
http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2008/11/02/20081102ddlk03050004000c.html
http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2008/11/03/20081103ddlk03050005000c.html
http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2008/11/04/20081104ddlk03050006000c.html
http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2008/11/06/20081106ddlk03050064000c.html
http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2008/11/07/20081107ddlk03050004000c.html
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20081109ddlk03050005000c.html