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ジャパンカップにはあまり知られていない出走条件があった

とりあえず私は初耳だったので「へー」と思ったのですが、今月号の『競馬最強の法則』に書かれてあった記事。
アルナスラインがこの規定にひっかかって出走を断念したんだとか。陣営はJCを目標に仕上げていたのに、
直前になって登録不可と知って悔やんだらしい。競馬関係者すら知らなかったという規定があったんですね。
その内規というのが、「重賞を勝っている」「過去一年間にG1で3着以内」という条件らしい。
確かにアルナスラインは今年OPメトロポリタンSは勝っていますが目黒記念2着に直前のアルゼンチン共和国杯3着、
G1は宝塚記念10着しか実績がなく、条件には外れていますね。菊花賞2着は2007年10月ですから1年以上前になる。
恐らくは「JCに出る馬はそれくらいの格が無いとね」的な考えで作られた規定だったんでしょう。確かにほとんど
実績の無い馬が登録し、枠が足りて出走できたとしたら…とも思いますけど、今回のアルナスラインのような例も。
なかなか完璧な規定は難しいとはいえ、泣きを見る陣営も出てくるんだなと思いました。


それと、そこに一緒に書かれていたのが武蔵野Sを勝ったキクノサリーレが賞金順でJCDに出走できなかったこと。
カジノドライブがレーティング上位で出走し好走したりしましたし、
今後も大レースの出走規定については色々な意見が出そうです。
(追記:ご指摘により一部訂正しました)
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