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ばんえい競馬 重勝式馬券発売へ

ばんえいで重勝式馬券発売、夢の2億円も - 競馬ニュース : nikkansports.com
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20090329hog00m040006000c.html
http://www.sanspo.com/keiba/news/090329/kba0903292140023-n1.htm
大きな歴史の1ページを刻みました。現在の競馬界に重勝式馬券が導入されのがJRAよりも地方競馬が先というのも
非常に意義があることで、感慨深いものを感じます。既に公営競技では競輪が「チャリロト」と「Kドリームス
という二種類の重賞式馬券を発売しています。今回ばんえい競馬が導入するのは五重勝単勝式で、場外や競馬場では
買えず全てネットでの発売となる点は競輪と同じ。キャリーオーバー制があり的中した場合の最高額は2億円です。


今回ばんえい競馬に真っ先に重勝式導入が決まったのは、ばんえい帯広競馬場の馬券発売をソフトバンク系列
「オッズ・パーク」に民間委託していたからに他なりません。去年の収支に赤字が出てしまい、なかなか積極的に
動こうとしない帯広市に対して今年オッズパークは撤退をも示唆し、はっぱをかけていましたね。
どこも厳しい経営が続く - 座布団が行司にクリーンヒット
ただオッズパークとしてもばんえいの馬券発売、全国地方競馬場ネット馬券発売を通じてこの分野のノウハウを
手に入れたいという思いはあったでしょうからそうそう撤退はしないと思います。馬券発売という分野はまだまだ
これから民間の手が入る隙間が多くて、成長が見込める方向なのです。また、これまでのノウハウがあったからこそ
システムの開発が難しく開発費も多くかかると言われていた重賞式馬券の発売にこぎつくことができたとも言える。
現状オッズパークのみでしか購入できないわけですからね、上手くいけば大きな商売になることでしょう。


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090330-OYT8T00012.htm
ばんえい競馬としてはこの重勝式馬券導入をきっかけに赤字を圧縮して黒字に転換していってほしいところです。
これまでばんえいに興味の無かったJRAや他地方競馬のファンも間違いなくこの馬券を買おうとするでしょう。
またtotoBIGが成功したように、それまで競馬に興味の無かった方面の新しい顧客の獲得にも繋がると思います。
そのためには周知徹底が必要でしょうね。広告・宣伝には気を遣わなければならないでしょう。大きな配当が出て
全国的なニュースになれば最高なんですが。ばんえいで成功すれば追随する地方競馬は必ず出てくると思います。
いつか佐賀や荒尾でも重勝式馬券が買えるようになるといいなぁ。いや、現実味はかなり帯びてきている気がする。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090331-OYT8T00052.htm