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がんばれカルストンライトオ

http://www.uma-furusato.com/news.php?mid=1101&cid=1
今年産駒がデビューするカルストンライトオですが、種付けする繁殖牝馬の半数以上はオーナーの清水貞光氏の
持ち馬なんだそうだ。数少ないマンノウォー系の種牡馬で繁殖相手を選ばないし、もっと種付けが集まっても
おかしくないと思っていたのだが…20頭以上の種付けのうち、オーナー以外の繁殖は10頭前後ということだもんな。
少ないといえば少ない。オーナーとしては所有馬を種牡馬としても成功させたいという気持ちはよく分かる。
例えば他に私の聞いた話では小田切有一氏もオレハマッテルゼのために、Dr.コパ氏はコパノフウジンのために
繁殖集めにそれなりに奔走しているという。しかしオーナーブリーダーでもない限り、馬主が種牡馬に可能な範囲は
限られているのではないかとも思う。「モエレ」の中村畜産がゴールドへイローなどを成功させているが、あそこは
徹底的だからなあ。生産牧場のバックアップがあってこそ繁殖の数も質も集められる。下手に力を入れすぎると
馬主業だけでなく本業にまで影響が出てしまうオーナーもいたという話だからなぁ。それでも「自分だけの血統」を
作りたい、仔が競馬場で活躍する姿を見てみたいという情熱は何にも代えがたいロマンであるわけで。
種牡馬として成功してほしいですねえ。
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