アラブ単独競走、ついに終了へ | 競馬ニュース - netkeiba.com
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/keiba/newstopics/arab-climax.html
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/keiba/newstopics/arab-regend.html
JRAや各地方競馬がアングロアラブを切り捨てて、残ったものは一体何があったのでしょうかね。
当時サラブレッドの方が速いともてはやされアラブが格下と見られていくようになった際に、マスコミやライター
といった人たちはどんな反応をしていたのかな。もちろん擁護する意見もあったのだろうけど。
サラブレッド系交流競走の拡大により、地方競馬は中央競馬との馬のレベル差を見せ付けられる事となり、ひいては有力騎手等の中央競馬への人材流出にもつながったといわれる。そのため売上の激減により賞金の右肩下がりが止まらず、その結果、馬不足が地方競馬を逼迫させている。結果論ではあるが、アラブ競馬への冷遇が地方競馬を衰退させたとも言える。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%96
これも一面的な見方かもしれないが、一部では当たっているとも思う。実際にサラブレッドよりもアラブ生産の方が
盛んであった九州の馬産地には大きな打撃となり、それが一因となって衰退してしまった部分も多くあるようだ。
このアラブもそうだが、既存のものを「廃止」してしまうということは、非常に大きな影響を及ぼすことになる。
声高く廃止廃止と叫ぶ人は今も昔も多いけれど、深くまでは考えていないような気がする。一度無くなってしまえば
復活することはほぼ皆無なのだから、殊に競馬に関しては。本当によく考えてからモノを言って欲しい。
