座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

荒尾からJRA復帰し一気にオープンにまで駆け上がったダイワマックワン

ダイワマックワン | 競走馬データ - netkeiba.com
JRAに復帰して1000万下でいきなり2着、次のレースと準OPを連勝してオープン入りを果たしたダイワマックワン。
今月号の『優駿』に記事がありました。いわゆるゲート試験での枠内駐立不良が続き、JRAから荒尾に移籍する
ことになったのは環境の違いによる馬の変化を期待したところもあったようですが、それ以上に期待したのが
JRAと地方(荒尾)競馬におけるゲート規則の違いだったそうです。と言うのも、JRAでは認められていませんが
荒尾ではゲートの後ろで係員が馬の尾を掴んだままでスタートするのが認められているそうなんです。
ゲートで落ち着かない馬は他に気を逸らさせる必要があって、尻尾を掴むとそちらを気にするのでゲートが
上手く行く場合があるそうです。JRAの競馬中継でもたまにゲートを嫌がる馬を騎手が尻尾を掴んで前に促す様子を
見たことがありますね。尾掴みの効果で荒尾では上手くスタートできるようになりましたがJRAに復帰しても
そのまま上手く行くとも限りません。そこで鹿戸雄一調教師は「尾吊りロープ」という特殊な馬具を使用することに
したそうです。実際にその馬具を見たことはありませんが、その馬具を使用する点に関しては規則に違反しないとか。
元々能力のあった馬、この馬具の効果によりオープンまで駆け上がることになったわけですが、鹿戸師はさらに
軽量化を図るなど馬具の改良に余念が無いそうだ。「尾吊りロープ」、一度どんなものなのか見てみたいものだ。