座布団が行司にクリーンヒット

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菊花賞の混戦のさなかに

吉田隼は唇をかんだが、若武者の手綱さばきは素晴らしいものだった。スリーロールスが好走すると看破し、1コーナーでその直後に付けた。隣のセイウンワンダーの福永が「無理や」と声をかけたが「すみません」と言いながらポジションを主張しきった。
 「前走の勝ち方を見て浜中君の馬が強いと思った。あの位置は譲れなかった」

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/10/26/05.html

昨年の2歳王者セイウンワンダーは大外から伸びて直線半ばでは一瞬、勝ったかと思える勢い。しかし、最後は上位2頭を捕らえきれず3着。それでも春から言われ続けた距離への不安を克服する内容は評価できる。「1、2角でフォゲッタブルに入って来られたのが全てかな。道中は凄く引っ掛かってしまったし、ハミが抜ける所がなかった。それでもあそこまで走れたからね」。福永祐一騎手は潜在能力の高さを再認識していた。

http://www.sanspo.com/keiba/news/091026/kba0910260506011-n1.htm

レース中に騎手同士で何か言い合っているとはよく聞きますが、こういう駆け引きも競馬の面白さですね。
福永騎手はセイウンワンダーがかかってしまうということで横に並ばれるのをすごく嫌がっていたようです。
それが「無理や」という声に集約されているんですね。ここで吉田騎手が引いていたら着順も逆転していたかも
しれませんが当然ルールの範囲内ではあるわけで福永騎手も文句の言いようが無いところでしょう。
しかし個人的にはセイウンワンダーのこの3着には驚きました。馬券は3連複で上位2頭は血統で買えたのですが
3着セイウンワンダーはこれまでの戦績からして長い距離は無理だと思って外していました。馬連だったらな…。