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トレセンがある街は裕福というのは本当?

http://www.r-fudosan.co.jp/benri.html

ポイント1 滋賀県一裕福な街
優良企業が数多く存在し、jraもあるため税収がしっかりしている栗東市滋賀県一裕福な街です。
たとえば
住民税が他より安い!*1
福祉の充実!
こどもの医療費の免除期間が長い!(3年間無料)
こどもに対して補助金がおりる!(年収によります)
などです。(くらべたわけではないですが住民の方の声です)
滋賀県内の方から栗東に住みたいという声をよくききます。

滋賀県栗東市といえば競馬ファンからすれば真っ先に「トレーニングセンターがある街」という認識ですが、
一般的にも正しいというか、トレセンが存在するからこその利点がたくさんあるようです。それはやはり税収。
同県内の他市町村よりも裕福で、税金が安くなることは無いですが、福祉が充実しているという面はあるようです。
それは「住みよさランキング」という指標からも見て取れます。
西日本技術 環境調査員のヒトリゴト : 速報!栗東・草津がランクイン
http://blog.busy-work.com/?eid=176460
いわゆる公共サービスが充実していると。あと交通の便が良いですよね。新快速で京都大阪まであっという間ですし
かつ、そこまで都会でもない点が良いんでしょうね。新幹線の栗東駅を誘致するくらいのお金の余裕もあったと。


美浦はどうかというと、やはりこちらも裕福と言われているようで。以前ここでも少し書きましたが…
『Gallop』美浦トレーニングセンター特集が面白かった - 座布団が行司にクリーンヒット
茨城新聞ホームページ
さすがに都心からはかなり離れてて、かなりの田舎の部類に入るので「住みやすい」とは言い辛いかもしれませんが
平成の大合併の中、茨城県で残された「村」はここ美浦村原子力発電所がある東海村の二つのみ。
県内市町村で財政力No1は東海村:ほっとメール@ひたち
東海村は村なのに住民1人あたりの税収が県内1位で、美浦村は6位。そして村であることの利点もあるようだ。
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000420803120002

■借金
(中略)
 逆に最も少ないのは、20万円の美浦村。村担当者は「財政基盤がもともと小さいので、箱モノなどの大きな投資を控え、起債(借金)せず自己財源でまわしてきた。この10年間で起債残高はほとんど変わっていない」と堅実ぶりを話す。

隣の阿見町との合併話があった際も、阿見町に多額の借金があってそれを負担させられることを恐れた美浦村住民。
村民投票で合併反対票が上回り、合併話が消滅したことがあった。そりゃそうだ。


レーニングセンター一つでここまで県内でも差がつくと、その影響力の大きさには驚いてしまう。
二つのトレセンほどではないが地方競馬場も大きな財政源の一つなのだろう。ある程度大きな都市の競馬場なら
そこまで影響も少ないかもしれないが、地方都市ともなると段違いに大きくなる。競馬場自体は赤字でも
競馬場に携わる人たちが収める税収や観光客などを考えると競馬場の赤字以上の効果を生んでいるとも考えられる。
やはり競馬場はそう簡単に廃止できるものじゃないんだよなぁ。

*1:住民税は基本的に全国一律なのでこれは間違い