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障害重賞賞金 来年度からさらに減額

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/race/news/CK2009111302000116.html

競走事業費の中核である本賞金が、レースのメンバーに見合う格、重要性によって格差が広がる。3歳以上G1は現状維持だが、G2、G3重賞の一部は1着本賞金が100万円から200万円のダウン。障害の1着本賞金はG1、G2が500万円、G3は300万円の大幅減だ。
(中略)
除外馬が多いダート競馬の距離増し手当や、他の各種手当ても削減。

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2歳G1朝日杯FS阪神JFの賞金増額、ダート重賞・都Sの新設。それ自体に文句はありませんでしたけど、一体どこから
お金を回してきているのかと思いきやこういうところから削ってきていたんですか。しかも障害重賞は大幅に減額。
元々、平地重賞に比べ賞金の少ないのにこの仕打ちは何なんでしょうかね。「売り上げが少ないから」と言われるが
売り上げを少なくさせているのはJRAがそう仕向けているからなのに。障害戦はできるだけ売り上げの伸びる11R付近
から遠ざけ、JG1ですらメインに持って来ない。そもそもJRAホームページやその他JRA広告などからしてその態度が
鮮明ですからね。注目重賞として障害重賞を取り上げたことなんてほとんどないでしょう。これじゃ売れない。
日本競馬における競走馬の芝レースの受け皿がダートであり、平地競走の受け皿が障害であり、中央競馬の受け皿が
地方競馬であることは周知の事実です。そのことについて否定はしませんが、その受け皿がなくなってしまうことは
競馬界全体を危うくしてしまうのではないかと私は思うのですけどね。以前からずっと言ってきていることですが。
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以前からジャパンカップをはじめとした国際G1の賞金を増額し、来年からはすべての平地重賞が国際競走となり、
2歳G1も賞金増額。一方でなかなか日に当たらない障害競走がますます隅に追いやられ、各種手当が削られていく。
G1賞金ばかりが高くなって表向きは豪華に見えてもその実は張りぼて。見かけばかり良くしても、全体を支える
根元部分が腐ってしまえば枯れていくばかりです。このやり方は間違っていると思うんだけどなぁ。
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