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ジャパンカップ登録馬のレーティングが発表される

http://jra.jp/news/200911/111604.html

日本馬(中央馬・地方馬)の出走馬選定方法
(順位1) レーティングをもとに定める順位の上位5頭
(順位2) 2008年11月29日(土)以降のGI(JpnI)競走(2歳馬の競走除く)第1着馬
(順位3) 通算の収得賞金+過去1年間(2008年11月29日(土)〜2009年11月25日(水))の収得賞金算入額の合計の多い順

http://www.daily.co.jp/horse/2009/11/17/0002520624.shtml
昨年は日本での実績がほとんど無かったカジノドライヴアメリカ・ピーターパンS勝ちを評価され、登録馬の中で
最下位の賞金順位だったにも関わらずレーティング4位でジャパンカップダートに出走することができました。
今年もレーティングにより賞金順位では除外対象だったオウケンブルースリが出走可能となり、玉突きで代わりに
ネヴァブションが除外対象に。昨年から始まったこのレーティングによる出走順位選定方法だが、京都大賞典
復活勝利を遂げ天皇賞(秋)でも4着だったオウケンブルースリが不出走になることを防いでくれた形になった。
ネヴァブションも今年のアメリカジョッキークラブカップ勝ち馬で、その点はレーティング8位に評価されているが
春の天皇賞以来休養に入ってしまい収得賞金的にギリギリの線だったことが仇となった。今回は近走を評価された
オウケンブルースリがレーティングのお陰で救い出された格好となった。まだ除外と確定したわけではないが
不運にも除外対象となってしまったネヴァブション………正直、除外も仕方ないかなと思ってしまった。
1月にG2を制してはいるがその後は2戦してイマイチな着順。出走したレースの一つがG1天皇賞(春)であったとはいえ
長期休養明けということもあって、しかも代わりに上がるのがオウケンブルースリなら除外も已む無しかな〜と。
ネヴァブションを応援している方、陣営の皆様には申し訳ないが。しかし今後すべてが上手く行くとも限らない。
もし除外対象馬がレーティング5位の馬と同じ数字になるほどに評価されていて、しかも収得賞金ギリギリアウトで
除外となってしまった場合JRAがファン・陣営双方から叩かれないとも言えない。そもそも昨年のカジノドライヴ
賛否両論あって、結果的に6着というそこそこの着順だったから面子も立ったが、もし惨敗だったとしたら
JRAは人気の馬を客寄せパンダとして出走させたいが為にレーティングを行使し、有力馬を除外に追いやった」と
批判を受けていたかもしれない。JRAにはハンデキャッパーという人たちがいるが、彼らがつけたハンデによって
レースが僅差だった場合は賞賛され、逆に批判を受けることもあるが、それと同じようなものか。
レーティングもハンデも人間が決めることなので時に間違いもある、と寛容に受け止めるしかないかな。
関連:ジャパンカップにはあまり知られていない出走条件があった - 座布団が行司にクリーンヒット