座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

ハルウララが繁殖入り ディープインパクトを種付け予定

北海道ニュースリンク | 北海道の情報配信サイト
http://www.tomamin.co.jp/2009s/s09112001.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/201010.html
ちょっと長くなったので「続きを読む」を使用します。
まずハルウララの繁殖入りのニュースに驚く。乗馬、ホースセラピー用の馬になれた、という話は聞いていたので
それならそれで今後は人間の喧騒から開放されて幸せな余生を過ごしてほしいものだと思っていたのだが、
「あの」安西美穂子氏が今度はハルウララを繁殖入りさせたいと…。そもそも繁殖牝馬としての需要は無いと
思っていた。血統的にはいとこがミヤビランベリというのはあるのだが、連敗記録を作っていた母を持つ仔が
セールで売れるわけがないだろう。ただしハルウララの場合はこれだけの知名度があり、その仔となると別の意味で
評価が高まってある程度の値段は付くかもしれない。しかしそれはあくまで話題性に対する値段であり、よほど仔の
馬っぷりが良いでもなければハルウララの仔が評価されることは少ないのではないかと個人的には思っている。
過去の栄光の残滓をすすってでも乗馬として余生を過ごせるのならそれはそれでよかったんじゃないかと。


しかし、安西氏である。ハルウララももはや来年で14歳ともなる年齢だが、今度は乗馬から繁殖にさせると。
一度引退し乗馬として過ごしていた牝馬が、弟妹などの大活躍により繁殖に上げられる例は無きにしも非ずだが
この年齢で繁殖に転向というのも………。「疲労が蓄積していて可哀相だから放牧に出す」と、高知から調教師と
喧嘩別れまでして連れ出した人の行動とは思えない。ハルウララの体に負担がかからないわけがないのだから。
三者的視点からすると、どうしても安西氏の一連の行動が「お金」「お金」そして「売名」にハルウララ
利用しているようにしか見えないのだ。高知競馬も確かにハルウララを利用していた一味だったことは否定しないが
それ以上に安西氏からは「ハルウララによる利益は全て自分のもの」というような雰囲気を感じずにはいられない。
それはこれまでの安西氏の動きからしても伝わってくる。高知競馬ですら遵守しようとした書類上の段取り等を
無視して強引に連れ出したことは、「連れ去った」と言われても仕方無い行動だった。あの時点で安西氏の信頼性、
正当性は失われていたように思う。「人間にケチがつくと馬はダメになる」典型的な例となってしまった。
ハルウララ - Wikipedia
http://homepage3.nifty.com/baji/cl/cl040917.htm


http://www.ouchi-horse.org/
http://www.ouchi-horse.org/profile.html
http://www.ouchi-horse.org/onlinestore.html
話を少し戻してハルウララの繁殖入りの話。既にホームページでも告知され、ここまでに至った経緯が安西氏が
書かれている。高知競馬を「高地」と書いてしまっている点にツッコミを入れつつ、既にハルウララを題材とした
楽曲やDVDが発売されようとしているのを見て「また商売か」苦笑いしつつ…私は見ることが出来なかったのだが、
11月20日にフジテレビ「探そう!ニッポン人の忘れもの」という特番があり、そこでハルウララの現状ということで
放送があったようだ。その様子を記録していたブログを発見したので貼りつけてみる。

デビューから一度も勝つことはなくその数 何と…
負け組の星として人気になりました
経営難だった 高知競馬を救う女神的な存在 ハルウララ
しかし…
2004年 ブームを背負って走り続けてほしいと願う調教師と 高知競馬側に対しその重みから解放させてやりたいという馬主との間で…
結果 ハルウララは 姿を消し人々の記憶からも忘れ去られてしまった
だが 今回 5年ぶりにその姿を捉えた
ウララは 人々の熱中がつくりあげてしまった大きな渦に 翻弄されながらも力強く生き続けていた
消えた 負け組みの星ハルウララ
今回 われわれは 5年ぶりにその姿を捉えた(安西)はい。
そこには あの熱狂から解き放たれたハルウララがいた(笠井)ここに いたんだ。
ハルウララは 今までどこで 何をしていたのか?(安西)ウララを こう出し続けることじゃなくって…。
ハルウララは 引退後千葉県で 不登校児と触れ合うセラピー馬として 活動
勝てない馬に 未来はない
そして 今(笠井)えっ?
そして 父親となる馬の候補も出揃い交渉も ほぼ終わっているという
武 豊と コンビを組み史上 2頭目の無敗の三冠馬になった名馬である
何と 日本中を騒がせたこの2頭の子供が 走る日が近い将来 来るかもしれない
ハルウララは 北の大地で熱中から覚めた わたしたちの忘れ物を 教えてくれた(高島)

http://blog.fullerhouse.net/?eid=1004800

http://blog.livedoor.jp/yuri_kurokami/archives/1014691.html
本当にこのままの内容が放送されていたのか確認は取れないが「ブームを背負って走り続けてほしいと願う調教師と
高知競馬側に対しその重みから解放させてやりたいという馬主との間で…」というくだり。安西氏への取材だから
当然安西氏の目線で編集されているのだが、ものすごく安西氏の悪意を感じてしまうのは私だけだろうか。
まさに安西氏とハルウララが悲劇のヒロインで、高知競馬と宗石大調教師がまるで悪者のように扱われている。
そして…ここでさらに驚きなのが、ハルウララの交配相手がディープインパクトで既に交渉もほぼ終わっていると。
ディープインパクトの種付け権といえばいまだに大人気で、値段的にも種付け相手を選ぶ意味でもそう手に入らない
代物だと聞いていたが、これは事実なのだろうか。仮に事実でなくても大きく取り上げられニュースになることが
目的だとすれば、安西氏の相変わらずの商売上手っぷりにある意味感心してしまう。NPO法人の一代表が種付け料
1200万円もの大金を用意できるのか、どこの牧場や関係者が援助を行っているのかなど、疑問は次々と沸いてくる。
分かっているのはこれまで動きを見せなかった安西氏がついに動きだしたという事実だけだ。ハルウララブームが
再度起こるかどうかなんて未知数だし、むしろ痛い目に遭った人がたくさんいる中でまた手を出そうとする奇特な
人がいる点が不思議。この人に関してはどうしても斜に構えて見てしてしまう自分がいる。