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コウユーヒーローが九州産3歳馬の頂点に/荒尾・たんぽぽ賞 | 競馬ニュース - netkeiba.com
毎年引っかかるのがこの「九州産3歳馬の頂点」という書き方。JRAオープン馬が出走できるのならこう表現しても
問題ないと思いますが、JRA500万下条件なので全馬出走できるわけではありませんからね。まあ、たんぽぽ賞が
どういう競走なのかをパッと見て分かりやすくしているのでしょうけど…いつも違和感を感じています。
レースですが結果としてはコウユーヒーローの完勝。最後の直線では上手い具合に吉留孝司騎手がインを突いて
粘ったカシノピストンを後方からムチもほとんど使わずに楽に交わしてしまいました。スタート直後は後方待機、
この時点で隣のオッサンが「浜中何しとんじゃ！」と叫んでいましたが（笑）、この馬に関しては無問題。確かに
出遅れたんじゃないかとすら思える位置だったのですが、向こう正面から徐々に進出しての楽勝でした。
２着カシノピストンもこの馬の競馬はできたと思います。仕方ありません。３着ミゲールも前走のような
マクリ脚を見せていましたが勝ち馬とは４馬身以上離されての入線になりました。最後に追い込んできたのが
４着兵庫のシャーククレセント。この馬は上のクラスで厳しい流れになればなるほど出番が出てくるのでは。
地元の期待を背負ったレッドエンゼルでしたが、自在脚とはいえ道中は妙にギクシャクとした走りで、
少々不利もあったようですが明らかにこの馬の走りはできていませんでした。本来の走りならもっとやれてはず。
また地元戦や、認定戦を勝利しているので夏の小倉などでも見てみたいですね。まずは佐賀重賞への遠征かな。
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勝ったコウユーヒーローですが、これでオープン格付けに。しかしこれから３歳ダートOPに適鞍がありません。
４月１週の中山・昇竜Sまで待たなければなりません。たんぽぽ賞馬は毎年その後は芝に挑戦することも
多いのですが、コウユーヒーローは小倉の芝で惨敗し、ダートで一変した経緯もあり、現実的ではありません。
この時期冬ということもあってかダートの500万下競走は割と多いのですが、年明けから４・５月あたりにかけて
３歳ダートのOP競走、地方交流重賞がまったく無いというのは（コウユーヒーローに限らず）問題なのでは。
1月から3月までの間、月に１レースくらいはオープン競走があってもいいんじゃないかと思うのですけどね。
話をコウユーヒーローに戻しますが、一応は夏の霧島賞が目標と。気の長い話ですがゆっくり待ちましょうかね。
