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1歳馬展示品評会を開催

http://www.uma-furusato.com/news.php?mid=1434&cid=1

品評会には熊本県を中心に南九州で生産されたサラブレッド1歳馬が出品され、
最優秀賞1頭、優秀賞2頭が選出されます。

九州1歳市場の前に毎年行われているこの品評会。最優秀賞と優秀賞が選出され、これが九州1歳市場での評価
にも繋がっていきます。毎年恒例の行事なのですが今までこうして公式から開催告知が行われていませんでした。
……実は私、1週間ほど前にJBBAや熊本県畜産協会に問い合わせのメールをしたのですよ。
「軽種系1歳馬展示品評会というのが行われるらしいが、開催日時、場所、一般見学可能か教えてください」と。
ちゃんと両方からお返事をいただきまして時間があれば行こうかなと思っていたところ、この告知でした。
恐らく…というかかなりの確率で私のメールが発端のような気がするのですが(笑)。一般見学が不可能だから
特に周知しようともしていなかったのかと思ったら、可能ならもっと以前から広報してほしかったですね。
ファンはまだいいとして、馬主など関係者はこの品評会の存在を知っているのだろうかとすら思ってしまいます。
少しでも生産馬の売却に繋げるためにも、多くの人に知らせていかなければならないのではないでしょうか。
以下はかなり個人的な意見・想像が入ってくるので見たい方だけ見てください。
平成20年度 軽種系1歳馬展示品評会
さて、実際の品評会ですが平成20年度のデータがあるので紹介します。出品者はほとんどが熊本県産馬。
この年、他県からの出品は徳重牧場さんのみでした。ほとんど熊本県産馬のみの品評会になっているようです。
熊本県の生産者への士気高揚が目的なのかもしれませんが、なんとなくもったいない気もします。
10日後には九州セールが行われるということで、それに合わせての品評会なのでしょうが、他県の生産者の方々は
そんな直前にわざわざ熊本まで持って行くメリットも無いという考えなのでは。事実、馬主などの関係者が大勢
集まるのはセール当日ですからね。「市場に出す前の品評会」というのも大事ですが、九州産馬が全頭出ない
品評会というのもどうなのでしょうか。もちろん熊本県産の中で決める意味もあるんでしょうけど。


【馬の展示会 in 八戸】は10月31日(金)開催! - 【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com
東北では【馬の展示会】というのが毎年開催されています。八戸市場(1歳)は7月上旬に行われるのですが、
この展示会は10月の終わり、晩秋の頃に開催されます。八戸市場に色々な事情で上場されなかった馬や
売却されなかった馬など、「生産者が売りたいと思っている馬」が集まり、市場の形ではなくあくまで展示会で
生産者と購買者がその場で直接取引きするための場となっています。市場を介さないので手数料なども必要なし。


これと似たようなことが九州でもできないものかと。せっかく馬を集めるのですから、そこで商売に繋がることを
やって行かないとあまりにももったいない気がするんですよね。品評会の意味を継続させるのなら、思い切って
時期を前倒しして年明けか、あるいは当歳時の年末までに開催して九州産馬の多くを品評して、自分で走らせる
オーナーブリーダーは評価だけしてもらって、売りたい生産者はその品評会で関係者にアピールすればいい。
あるいは今の品評会はそのままに、東北を真似て秋か冬に「展示会」を新設する。もしくは品評会は今の時期に
据え置いて「展示会」を兼ねるような形にして、いっそ九州1歳市場を秋以降に移行させるとか。
現在日本における1歳市場は5月から始まり夏、そして秋にかけて連続して行われています。セールによっては
開催時期が密接していて、売れなかった馬を次のセールに出す、というようなことが難しくなっています。
九州セールは千葉サラブレッドセールの次、八戸市場の前という開催日程の位置づけになっていますが、
2歳のトレーニングセールの場合は九州で育成された九州以外の生産馬が上場されることも少なくありませんが
1歳市場となると大体が九州産馬のみ。市場を活性化させるためにはまずある程度の上場馬数の確保が必要で、
他地区からの上場も増やす必要があります。わざわざ九州まで持ってくる生産者がいるはずもないと思いますが、
現在1歳セールで多くの馬が主取りになっている現状を考えると、すべてのセールが終わった秋か年末辺りに
セールを行って、売れ残った馬たちの受け皿になるというのも、一つの考えではないかとも思うわけです。
これはあまりにも大きな変更になるので現実性は薄いかもしれませんが・・・。


現在トレーニングセールは宮崎育成牧場、1歳市場はJBBA九州種馬場で開催されています。宮崎育成牧場は
存続が危ぶまれているという噂がありますし、九州種馬場も同様で決して楽観できる立場ではありません。
存在意義を示すためにもこの両方の場所でセールを行う意味は強いわけですが、馬主ほか関係者からすると
いかんせん遠すぎるのがネックなんですよね。馬主は九州以外からも来ますし、厩舎関係者なども九州外が多い。
利便性などもセールには重要で、九州はただでさえなかなか人が来てくれないことが課題になっています。
そんな中、熊本の生産者を中心に「小倉競馬場を借りてセールを行ってはどうか」という声があります。
千葉のセールが中山競馬場で行われているように、例もあります。何より利便性がかなり向上します。
小倉なら新幹線1本で着き、まさに小倉開催と同じ感覚で来てもらえます。馬の輸送の問題がありますが
九州島内ならばなんとか、金額的にも馬の体調面でもそこまで大きな影響も無いのでは、ということらしい。
しかし上でも述べたように宮崎と鹿児島での開催を無くすことはしたくない。というわけで、品評会の規模拡大、
あるいは展示会のようなものを新設し、トレーニングセール・1歳市場・新設の会を、宮崎・鹿児島・小倉での
開催に再分配してそれぞれで行うようにできないものか。小倉開催なら輸送面で他地区からの上場も増えるかも。
…とまあ色々と考えてはいるのですが、あくまで私の妄想ですからね。実際に変えていかなければならないのは
当事者である生産者の皆さんですから。少なくとも現状で満足していてはいけないのではないかとは思います。
(追記)
宮崎育成牧場で育成馬展示会を開催 - 座布団が行司にクリーンヒット
他にも例えば宮崎育成牧場の展示会で時間をずらして同じ日に品評会等を行うとか……何百頭も集まるわけでは
ないのですし、育成馬厩舎のほかに乗馬厩舎などもあるわけで、当日乗馬は他に移動してもらうとか放牧するとか
とにかく考え次第でどうにでもなると思うのです。この日は関係者も多くやってくるでしょうから一石二鳥。