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韓国に新競馬場建設が決定

少し前の『Gallop』で定期的に載ることがある韓国競馬特集に書かれていたことだが、韓国の賭博を管理する機関
国務総理室傘下の射幸産業統合監督委員会が発表したそうだ。現在韓国には首都ソウル、南部中心都市プサンのほか
済州島において固有種のポニーによる競馬なども行われているが、以前から新競馬場建設の計画が立っていたそうだ。
全国各地で熱烈な誘致合戦が行われ、今回永川市琴湖というところに新競馬場建設が正式に決まり、早くても
2〜3年後には完成させるつもりのようだ。慶尚北道 - Wikipedia 永川市 - Wikipedia
韓国人はギャンブルが大好きなようで賭博中毒者が社会問題となりこの射幸産業統合監督委員会が発足したくらいで、
Rape of 2ch : 韓国は世界一の「賭博中毒国」ってかパチンコ禁止にしちゃったから逆ギレ?
パチンコも禁止したように法的に規制しなければ社会全体が危うい状態にまで陥っていたそうだ。現在ではこの射監委が
管理するカジノ、スポーツTOTO、ロト宝くじ、競艇、競馬などはかなり売り上げが好調のようで、射監委はあえて
それぞれに売り上げの最上限を設け、それを超えそうになれば抑えるためにあえて開催日を減らすなどしている。
ハンギョレ・サランバン : "来るお客さん 阻め" 射幸産業の腹ふくるる悩み
一方で国や地方自治体にとってはこの射幸産業の税金がかなりの額になるため完全に抑止することもできないようだ。
だからこそ新競馬場の誘致もかなり熱を帯びたものになっていたようだ。現在日本では折からの不景気で
公営ギャンブルの売り上げは軒並み下がり続けているのが現状だが、韓国も世界的不景気のあおりを受けている
にも関わらず、この分野に関しては落ち込むどころか管理しなければ伸び続ける分野なのだという。そんな状況で
新競馬場建設というのも不思議な話だが、国や地方自治体にとっては税金の「うまみ」には勝てないということか。
2005年のプサン競馬場新設の際には日本のセリ市に韓国関係者が参加して多少なりとも賑わっていたが、当時から
韓国政府の規制で上限約200万円程度の馬しか購入することができなかった。この規制がどうなっているか分からないが
仮に続いていたとすれば新競馬場が建設されるとしても日本にとっては効果は薄いかもしれない。しかし韓国や中国は
今の日本と違い競馬に関しては拡大傾向にあるようなので、日本は何らかの形でビジネスチャンスを得て欲しいものだ。