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九州産2歳馬が続々デビュー

想定段階では27頭が登録していた土曜小倉4Rの九州産馬限定新馬戦。9頭が除外となり、8頭が他の新馬戦に。
除外となったテイエムライチョウだけが今週の出走を自重したようです。抽選を勝ち抜いた18頭の精鋭はこちら。
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同じ土曜日の次のレース5Rに除外となった6頭が出走。
カシノエイト、カシノドルチェ、コウエイボルト、テイエムキューバ、ホワイトシャーク、ラストエンペラー
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日曜日の4R新馬戦にはクリノマキバオーとナンゴクノゴルゴの2頭が回ることになりました。
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2010年度 九州産2歳馬(2008年産)一覧 - 座布団が行司にクリーンヒット
2010年度版「超個人的」オススメ九州産2歳馬 - 座布団が行司にクリーンヒット
各馬の短評などは↑こちらも参考にしていただきたいところですが、直前情報などを少し紹介してみます。
まずは土曜4Rの九州産馬限定新馬戦。有力視されていた馬たちが除外になったこともあり少し混戦模様。
しかし中でも前評判が高いのはゴールドアリュール産駒のメモリアルイヤーのようだ。
http://pog.netkeiba.com/?pid=column_view&id=PO1
【UMAJIN-POG】地獄モード10→11:編集部の地獄モードガチンコ指名日記
CWで優秀な時計を出していると。父ゴールドアリュールはダートで活躍した馬で産駒ももちろんダート寄りだが
芝で走るならマイル以下の距離がいい。父の代表産駒であるエスポワールシチーも初勝利は小倉の芝1200mだった。
母父サクラバクシンオーということもあり短距離で真価を発揮しそう。野元厩舎の馬に野元昭嘉騎手が乗ってくるのは
当然期待されているからのこと。先日フリーになったばかりの野元騎手、小倉で関係者にアピールしてほしいところ。
他に注目されそうなのはコウエイトライの全弟コウエイライトだろうか。「ちょっと体質が弱いのが気がかりだが
素直な性格をしている」とは山内師の弁。ただ、父オペラハウス母父ホリスキーという血統、何より姉を見る限り
活躍の場はここではないような気も…。レリアはGallopで仕上がりの早さから推奨馬として挙げられていた。
父スキャンといえばダート専門のようなイメージがある。実際産駒の勝ち鞍もほとんどがダートで挙げたものだが
芝がまったくダメというわけではなく、特に短距離でもっとも好成績を残す。小倉芝1200mも得意なコース。
他にはリンク先で紹介されているスズノウルフやマサシだろうか。スズノウルフの父ゼンノエルシドはご存知の通り
マイル以下の距離で活躍した馬だし問題なさそう。マサシの方は父がソングオブウインド………短距離はどうなの?
というのは以前から不安なところだったが、父の産駒は先日福島芝1200mで初勝利、2着馬も出している。
それがコットンフィールドとライステラスというスピードファームの2頭なのだが、どちらも母父スピードワールド
現役時代はマイル以下で活躍した快速馬で、スピードタイプ。マサシは母父モガミで半兄パリスナポレオンは
中距離前後で活躍していた馬だし、どちらかといえばクラシック戦線に向けて期待したいタイプ。
あとは当日の新聞を見つつ予想を固めようかと思っています。


次に一般新馬戦に回った面子から有力馬を紹介します。注目はコウエイボルトとテイエムキューバの2頭。
コウエイボルトはコウエイハートの下でアグネスタキオン産駒。産駒は小倉芝1200mを得意としており、
半姉の活躍から見てもここは適条件。坂路でも速い時計で動いているようですし一般戦に回っても通用するかも。
テイエムキューバテイエムチュラサンの下。坂路ではかなり良い時計を出しているようでこちらも一般戦でも。
父がパラダイスクリークに替わるのがどうかという点だが、イメージよりは短距離で好成績を挙げている。
あのテイエムプリキュアも初勝利は小倉芝1200mだったし、その後阪神JFを制しているのを見ても問題なし。
最近のプリキュアアサカディフィート、あるいはカネツフルーヴなどを見ているとどうしても長距離のイメージが
強いのだが、実際のところは下位クラスの面々はむしろ短距離の方がよく走っている。新馬からいきなりでも。