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ひまわり賞が行われます

競馬 - ひまわり賞 - スポーツナビ
メモリアルイヤーが怪我で回避してしまい、残る限定未勝利2戦を勝ったテイエムキューバとパティオに
人気が集まりそうな感じ。特にテイエムキューバは飛びぬけた1番人気になりそう。持ちタイムがこの中では
抜けた存在ですからね。最近は紐荒れの傾向もあるので、何が飛び込んでくるのか予想は難しいところです。
私の予想はやはり◎はテイエムキューバで、次にパティオ、マサシなんですが…あまりにも普通な予想ですかね。
傾向としては追い込み馬が穴を開けることがあるので、レースまでにその馬を探してみたいと思います。


毎年この時期になると「どうしてオープンに未勝利馬(未出走馬)が出走しているんだ」と言いだす人が出てくる。
言わば恒例行事のようなものですが(笑)、オープン競走には未勝利馬も出走できます。
これは別にひまわり賞に限ったことではありません。他のオープンも、○万下条件戦にも未勝利馬は出走できます。


つい最近の例を出せば、フェニックス賞に出走したピルケンハンマーとフェブストーリーはどちらも未勝利馬です。
http://newdb.netkeiba.com/horse/2008104056/
http://newdb.netkeiba.com/horse/2008100211/
この時期はまだ2歳戦が少なく、そもそも1勝馬が少ないですし、オープンに未勝利馬が出てくることは全く
珍しいことではありません。能力的に差が無く好走できると陣営が判断しさえすれば登録はできるのです。
実際、ピルケンハンマーは中央1勝馬に先着し4着に好走しました。フェブストーリーもフレイムヘイローに先着。
ひまわり賞も同様で、陣営にやる気があるからこそ出走させているわけです。
「同じ九州産の中に入ればチャンスはある」という考えも当然あるでしょう。
中には登録したものの回避、最初から登録しなかった馬もいます。ひまわり賞に登録して未勝利戦に回った馬が
今回は2頭いますし、最初から登録せず別のレースに回った馬もいました。それは各陣営で思惑は様々です。
そんなわけでひまわり賞だけでなくオープンにも未勝利馬は出走できますし、出走したことのある馬は沢山います。


ただし中には「制限事項」の欄に「未勝利馬は出走できない」と付記されている競走もあります。
それ以外は登録数がフルゲートにならない限りは格上挑戦できるのです。重賞は制限されることが多いですが
未勝利馬でも出走できるレースはあります。そのあたりは長くなりそうなのでここではやめておきましょう。


余談ですが、未出走の身ながら1000万下に挑戦し初勝利を収めた馬もいましたね。レディブロンド。
レディブロンド | 競走馬データ - netkeiba.com
函館のTVh杯(1000万下)に初出走し勝利したレディブロンドはその後5連勝し一気にオープンまで駆け上がりました。
初のオープンクラス挑戦がスプリンターズSで、3番人気に推されたものの4着。ここでも0.2秒差。
ここで引退となったわけですが、改めて考えてみるとすごい馬だったよなぁ。無事ならどこまでやれただろう。
繁殖入り後は母として5頭出産。勝ち頭は4勝を挙げているラドラーダです。しかし去年亡くなってしまったそうで
この年に産まれたアグネスタキオン産駒の仔がラストのようです。強烈な印象を残して過ぎ去った馬だったなぁ。