北國新聞社 | ふるさと不足に読んで効く
還暦を過ぎてもなお現役にこだわり騎乗し続ける山中騎手。やはり体力の衰えが一番の課題になるだろう。
長い現役生活の中で怪我や病気もあったのだろうが、61歳を過ぎてもまだ気力が衰える気配はない。
春木競馬場デビューですからねぇ。確認できる過去の日本最年長騎乗の記録は
61歳10カ月の津曲照男騎手。
岡部騎手が24日に復帰するとなると55歳2ヶ月25日となりJRA最年長騎乗となる。
http://keiba.radionikkei.jp/keiba/news/date/20040120/
過去の平地競走最年長騎乗は増沢騎手の54歳。
JRAで過去行われていたケイガ速歩競走では68歳でレースに出場した小野留嘉氏の記録がある。
地方競馬では九州でデビューし一旦引退して春木競馬でカムバック、その後福山で騎乗した津曲照男騎手が61歳で騎乗している。
また、海外では1891年のグランドナショナルに優勝したアイルランドのハリー・ビースリー騎手が1935年6月にアマチュア騎手による平地競走に騎乗した際、83歳だったというとてつもない記録があるそうだ。
1828年生まれのイギリスのフォークナー騎手は12歳で競馬の世界に入り、74歳まで現役を続け、102歳の時に乗馬中に落馬し骨折したという。104歳で大往生。
一流騎手では1949年に初騎乗以来3082勝を挙げたアメリカのレイ・ヨーク騎手(アメリカに遠征したハクチカラにも騎乗)が1940年代から7ディケイド(10年期)で騎乗するという記録を作った。92年に一旦引退したがこの記録達成のため2000年1月に66歳で1戦だけの復帰を果たしている。
世界を見るとまだまだすごい記録が眠っているのですね。しかし100年以上前の記録だからなぁ。
プロ騎手の記録としては世界的に見ても誇っていいのでは。できるだけ長く現役でいてほしいですね。