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中国実業家がオータムセールで18頭落札

中国人実業家が日高の馬市に参加 競走馬の海外輸出に弾み :日本経済新聞
売却成績|北海道オータムセール サラブレッド 1歳 |JBISサーチ(JBIS-Search)
購入した中国人は張月勝という人。日本の競馬産業を学びに来日し、日高を見学していて急遽参加したそうだ。
日本で馬主免許を取るつもりではなく、これらの馬たちは中国に輸出されるようだ。中国ではギャンブルとしての
競馬はまだ認められておらず、試験的に開催されている競馬場での出走となるようだ。生産界も中国向けの輸出には
力を入れているらしく、今年8月には60頭を輸出。9月に上海で行われた「中国国際馬博覧会」にも出展したという。
中国・海南島で競馬を含めた公営ギャンブル研究 - 座布団が行司にクリーンヒット
日本から中国に60頭 8年ぶりに軽種馬を輸出 - 座布団が行司にクリーンヒット

(リンク先が消えていたのでコピペ)
日高産馬よ中国駆けろ 牧場主ら輸出促進へ協議会 24日から上海でPR(09/04 08:31)
【浦河】日高管内の牧場経営者ら16人が、中国などへの軽種馬輸出の促進を目指す任意団体「軽種馬貿易協議会」(藤沢澄雄会長)を設立した。不景気などで国内需要が低迷する中、海外に活路を見いだすためで、24日から上海で開かれる中国国際馬博覧会に参加し、日本の軽種馬をPRする。
協議会は、中国に軽種馬を輸出した実績を持つ日高管内浦河町の牧場経営小田隆範さん(59)の呼びかけで、8月30日に設立された。将来的に商業競馬の解禁が見込まれる中国への輸出を重視。会員に中国の購入希望者を無料で紹介するほか、輸出の際の検疫条件の緩和などを行政に働きかける。博覧会では、管内産馬をPRするブースを出すなどして、日本の強い馬づくりを紹介する。
協議会は法人化を目指しており、年内にも商社などを加えた全国組織にする予定。小田さんは「輸出の経験を生かしながら、販路開拓に取り組みたい」と話している。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/249440.html

http://www.keibabook.co.jp/homepage/topics/topicsinfo_new.aspx?subsystem=0&kind=0&category=00&filename=KON20244
中国馬産業講演会及び情報交流会が開催される | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所
シンガポールや中国への輸出などの今後需要が見込めそうな分野への進出は生産界としては進めたいところだろう。
しかしこの動きにより国内はどうなるだろうか。生産頭数が輸出増によって減少に歯止めがかかればよいが、
このまま右肩下がりが続けば、馬資源が海外に流出し、日本国内で馬不足という事態にならないだろうか。
特に地方競馬は馬不足の状態。国内競馬の空洞化になりかねないのでは。そうしないためには同時に外国人馬主を
増やしていく方策も考えていくべきだろう。日本で馬を買い、日本で走らせてくれれば国内の競馬産業は潤う。
生産界にとっての脅威は外国産馬流入で国内の馬産に打撃があるのでは、ということだろう。言い換えれば
そこさえ気をつければ外国人馬主を増やすことにより日本競馬の活性化にも繋がるのではないかと思う。
中国人実業家となればこれだけの頭数をポンポンと買っていくのだから、中国の富裕層をターゲットに日本国内での
馬主免許取得を推進させることも大事ではないだろうか。国内の資源は国内で循環させなければ。


今年の日本のセリ市における海外バイヤーの動き - 座布団が行司にクリーンヒット
余談だがセリ名簿に「MR.JAYVEN SEE」という名が見えるが、これは昨年も購買に訪れたシンガポール関係者だろう。
「TABART MICHAEL」も昨年来ている。「Y.Y.Blood Stock」ってのは何者だろう?