お待たせいたしました。途中データが吹っ飛んだりと悲しい事件が起きたりして遅れました。
例年は種牡馬五十音順で並べていましたが、今年は生産牧場順に並べてみました。
*1:霧島賞馬ナセ、荒尾で17勝を挙げているアニスの下。グランデファームで育成され、グランデオーナーズ所有となった。馬名「グランデセイフウ」栗東・福島信晴厩舎
*2:初仔、母はカナダ産馬でアメリカにて通算7勝。半兄ダイワインディアナは中央5勝、ティラノサウルスは2勝、カルナバリートは6勝と活躍。
*3:母方の血統にはトーヨーの冠が並び、近親にトーヨーリファールなど。馬名「パイナガマビーチ」荒尾・坂本彰厩舎
*4:母は佐賀で快速馬として鳴らす。全兄カシノアクセルはノカイドウ特別を制している。九州トレーニングセールで柏木務氏が2,625,000円で購買。馬名「カシノギア」栗東・田所秀孝厩舎
*5:母は前年までテイエム牧場で繁殖生活を送っていた。半兄に荒尾で8勝のテイエムヒッカテがいる。
*6:母の兄姉は4頭が中央で勝ち上がっており、粒揃いの血統。馬名「ワンダフルレデー」荒尾・平山良一厩舎
*7:兄姉がこれまで7頭も中央で勝ち上がっている。メガスターダム産駒がJRAに再挑戦。九州1歳市場で(株)クラウンが1,575,000円で購買。馬名「クラウンペコ」美浦・松永康利厩舎
*8:母方は種牡馬Dynaformerを輩出した血統。九州1歳市場で竹原孝昭氏が840,000円で購買。馬名「コンジョウムスメ」佐賀・山田勇厩舎
*9:母は中央1勝、祖母は小倉3歳Sを制したマルカアイリス、近親にマルカセンリョウなど。九州1歳市場で竹原孝昭氏が2,100,000円で購買。馬名「スカッドホーク」佐賀・古賀光範厩舎(未出走)→栗東・松永幹夫厩舎
*10:生産者の坂本氏が待ち望んだドイツ血統。祖母Subiaは独2000ギニーやニッカボッカHを制し種牡馬になったSumitasなどを産む。馬名「パールリップス」荒尾・崎谷彦司厩舎
*11:母は中央3勝、半兄シゲルクラマヤマなど。九州1歳市場でJRAに購買され、JRAブリーズアップセールで柏木務氏が262.5万円で落札。馬名「カシノムク」美浦・二本柳俊一厩舎
*12:近親にダリア賞勝ちのパドブレやロングホウウン、ロングオベリスクなど活躍馬多し。
*13:近親ココナッツパンチ、半兄カシノピストンは中央1勝し活躍中。竹原氏はこれまで地方馬主免許は持っていたが、ついに中央馬主免許も取得しこれが中央で最初の所有馬。馬名「ヒノクニフォース」栗東・作田誠二厩舎
*14:母は高崎競馬出身で北関東・南関東で11勝を挙げた。母同様に地方で頑張ってほしい。馬名「グレイトリバーサル」荒尾・畑田修治厩舎
*15:母の全姉はフローラSなどを制したシンコールビー。父の産駒はほぼダート傾向にあるので、この馬もそうなりそう。馬名「カシノデューク」栗東・坪憲章厩舎
*16:九州1歳市場でJRAに購買され、JRAブリーズアップセールで高橋長治氏が210万円で落札。馬名「キョウノプリンセス」美浦・根本康広厩舎
*17:母はアラブ系。断定はできないが血統表を見るとアラブ血量はかなり濃いと思われる。馬名の由来はロアッソ熊本からか。ロアッソの元となったロッソ(rosso)とアッソ(asso)はイタリア語で、カステッロ(castello)も同じくイタリア語で「城」の意。宮村氏は冠が「グスク」(沖縄の古城)なので、イタリア語に合わせたのだろう。馬名「カステッロロアッソ」佐賀・九日俊光厩舎
*18:半兄エンタープライズは今年1月に笠松でデビュー以来8戦6勝2着2回と一度も連対を外していない(6月末現在)。馬名「クラウンカンターレ」栗東・大根田裕之厩舎
*19:母の半弟サムズアップとジェネラルノブレスはそれぞれ中央で3勝、平均能力の高そうな血統。
*20:バンブー牧場血統で姉兄は地方で活躍。馬名「カステッロタイガー」大井・秋吉和美厩舎
*21:無事に行けばアグネスプラネット産駒初の中央デビュー。母の半兄はレガシーハンター。近親にフィオーレハーバーがいる。馬名「シゲルオリーブ」栗東・梅内忍厩舎
*22:祖母フラッターアウエイの仔は母含め5頭中4頭がJRAで勝利。この勝率が孫の世代にも伝われば。
*23:半兄レッドエンゼルは荒尾で認定勝ち、重賞勝利。荒尾競馬で馬名募集して名付けられた。馬名「ハピネスウェイブ」荒尾・松島寿厩舎
*24:叔父ヒカルウイッシュ。九州1歳市場で小田切有一氏が購買、九州の馬主である小田切氏が恐らく初めて所有する九州産馬。馬名「ヒノクニリョジョウ」栗東・谷潔厩舎
*25:九州1歳市場で柏木務氏が210万円で購入。父サムライハートは今年が最初の産駒デビュー。馬名「カシノアポロン」美浦・天間昭一厩舎
*26:トーヨーシアトルのただ1頭のラストクロップ。JRAでデビューできることを喜んでいます。馬名「サチノタカチホ」栗東・梅内忍厩舎
*27:吉冨氏は今後生産を休止されるそう。現1歳馬はおらず、当歳も…?大分の貴重な牧場だっただけに残念。馬名「セクシーガガ」荒尾・頼本盛行厩舎
*28:叔父マセラティスタは中央2勝、葵S3着など。半姉スマイルリターンは高知優駿馬。ダートで楽しみ。馬名「イズミワク」佐賀・山下定文厩舎
*29:吉冨牧場休止で父ダンツサイレンスも用途変更になっている模様。まずは無事にデビューして父の記憶を残したいところ。馬名「ミラクルヒート」佐賀・古賀光範厩舎
*30:九州トレーニングセールで栗本博晴氏が購入。馬名「ミライダクリチャン」美浦・高市圭二厩舎
*31:アイティースワロー、ミッキーコマンド、インタレスティングの下。名牝スイフトクインの仔だが今年は買い手がついていない様子。
*32:ひまわり賞馬ミッキーコマンドの初仔。わざわざアドマイヤマックスを付けて意欲が伺えるが、九州トレーニングセールでは主取りに。
*33:近親にシゲルが立ち並ぶ「シゲル」血統。登録抹消になったが、走る段階にまで整っていなかったのかも。再起を図ってほしい。馬名「シゲルコウスイ」栗東・坪憲章厩舎→抹消
*34:馬名の由来は半兄のズキュンからだろう。ズキュンの馬主・泉一郎氏は当馬の馬主・昴ホースクラブ(組合馬主)の代表。昴ホースクラブの所有だったカミツキが吉野牧場で種牡馬入りしている。母も泉氏の所有馬だった。馬名「ネクストズキュン」栗東・高橋隆厩舎
*35:半兄スズノオオタカはJRA2戦目で勝ち上がり。母や兄と同じ五十嵐厩舎に。母の影響から仔はダート向きの傾向。馬名「スズノエヴァグリン」栗東・五十嵐忠男厩舎
*36:この世代のイシノサンデー唯一の産駒(1歳馬はゼロ)。兄姉は地方で活躍しており、血統的にもダート向きか。
*37:祖母は中央3勝。叔父シルクエスポワールは大井で好走中。馬名「タカチホタロウ」荒尾・大久保眞二厩舎
*38:祖母の半兄はタイキウルフ。九州産では珍しくホッカイドウ競馬に入厩。同じ岡元牧場生産ダイジャヤマ(佐賀競馬)の馬主さんが所有、佐賀ではなくホッカイドウに預けたようだ。馬名「クルーズマスター」ホッカイドウ・林和弘厩舎
*39:母は佐賀と大井で通算8勝。全兄姉も地方で勝利しており、当馬も似た感じになりそう。馬名「ミスヨドドノ」佐賀・山下清厩舎
*40:ダイナフェアリーは曾祖母。同牝系からはサマーサスピション・ローゼンカバリー兄弟、タヤスメドウ、ホクトスルタン・ドリームシグナル兄弟などを輩出。半兄ダンツグリーは期待されて案外だったが弟は? 馬名「キリシマキセキ」栗東・橋口弘次郎厩舎
*41:佐賀のルーキーステージJRA認定新馬戦でデビューし6着だったが、上がりは最速だったし次以降期待したい。馬名「キリシマアイ」荒尾・中尾信一厩舎
*42:近親にスクラムダイナなど。半兄バトルデーオは3歳1月の未勝利戦でJRA初勝利。血統的に小倉の芝1200mは不安そうだが、半兄はダート1200mで勝っており距離に融通利くか? 馬名「キリシマセンプー」美浦・二本柳俊一厩舎
*43:母は米国産の持ち込み馬。母も兄姉も地方ダートで活躍、あえて中央入りは期待の現われか。馬名「キリシマハッピー」栗東・柴田政見厩舎
*44:母は荒尾で24連勝、31連対を記録した。半兄ジーエスミステリーは大井で4勝。森厩舎は初めての九州産か? 馬名「コウユーサムライ」栗東・谷潔厩舎
*45:母は荒尾で通産11勝。謹慎にタマモホットプレイなど。馬名「ゴールデンプレス」佐賀・九日俊光厩舎
*46:母は中央3勝。半兄ソニックサーパスは中央1勝。ダイワバンディット、シェイクハンドなどと同牝系。馬名「クーノ」栗東・坪憲章厩舎
*47:全兄姉はすべて荒尾で活躍。弟も荒尾で走るのかな。
*48:全姉カツイチストーミーは荒尾で8勝。馬名「カツイチノリクン」荒尾・頼本盛行厩舎
*49:母はノーザンファームの生産馬で、祖母は中央3勝、曾祖母ダイナシュート。近親にラインクラフト、ホーネットピアス、アドマイヤマックス、ソングオブウインドなど錚々たる面子。
*50:母は中央2勝、伯父チェックメイト、半姉コウエイハート。コウエイハート(父バブルガムフェロー)以降、タイキシャトルとアグネスタキオンをつけて結果を残せなかったが、父マンハッタンカフェでどうか。馬名「コウエイサツマ」栗東・五十嵐忠男厩舎
*51:母は言わずとしれた名繁殖牝馬でコウエイロマンやコウエイトライを輩出。叔父ラガーチャンピオン。コウエイトライと同じ血統だが全兄のコウエイライトは未勝利で登録抹消。弟は? 馬名「コウエイリョウマ」栗東・山内研二厩舎
*52:母とともに上村叶氏の所有。叔父ピサノパテック。馬名「トシツバサ」
*53:半姉たんぽぽ賞馬のカシノチェスト。母はカシノコールミーの半姉で中央1勝。馬名「カシノチョッパー」栗東・境直行厩舎
*54:母はダリア賞を勝った持込の良血馬。これまでデビューした産駒たちは時期や条件に違いはあるが4頭連続で中央勝ち上がり。馬名「カシノアラシ」栗東・梅内忍厩舎
*55:近親にカンパニー兄弟ほかビッグショウリ、ダークメッセージ、ビッグテーストなど活躍馬多数。半兄ネオスペチアーレ。馬名「カシノエルフ」栗東・日吉正和厩舎
*56:伯母ハッピースズラン。神野牧場は鹿児島県内でも馬産の中心地である鹿屋・大崎とは離れた場所にある、日置市の海岸近くにある牧場。一度尋ねてみたいものだ。
*57:母の半弟がカルストンライトオという良血。既に園田でデビュー済、認定新馬戦で3着、次走3着と好走中で初勝利も近い。馬名「カミノフローレンス」園田・茂崎正善厩舎
*58:半兄に中央1勝のウィズインデザート。牝系はトウショウボーイなどを輩出したソシアルバターフライ系。馬名「ナカスノクリチャン」栗東・高橋隆厩舎
*59:半兄マジカルスターは中央1勝。良血の牝系だけにそろそろ結果を出してもいいはずだが…。馬名「ストレートバーボン」栗東・藤沢則雄厩舎
*60:近親にマイネルアラバンサ、半兄メモリアルイヤーは新馬、はなのき賞勝利。馬名「キリシマジャパン」栗東・村山明厩舎
*61:祖母の半兄はインターシュプール。馬名「ミスコクラ」栗東・牧田和弥厩舎
*62:半兄姉は地方のダートで活躍。母も中央ダートで勝っている。馬名「ハハノオモイノセテ」美浦・中野栄治厩舎
*63:母はキャロットクラブの持ち込み馬で中央5勝。所有するグランデオーナーズはグランデファームの法人馬主名義。馬名「グランデエンジェル」栗東・佐藤正雄厩舎
*64:祖母はケイズエンジェルで、母は↑の半姉にあたる。九州1歳市場で柏木務氏が189万円で落札。馬名「カシノサンクス」栗東・谷潔厩舎
*65:九州トレーニングセールで熊本県馬主会が105万円で落札、荒尾で補助馬としてデビュー予定。
*66:九州トレーニングセールで熊本県馬主会が147万円で落札。馬名「ハートアイドル」荒尾・大久保眞二厩舎
*67:祖母はワンダーヒロイン。母の兄姉にJRAでの活躍馬多数。馬名「クラウンエンビー」栗東・日吉正和厩舎
*68:母はテイエムオーシャンの半妹。馬名は「来ました」の薩摩弁。馬名「テイエムキモシタ」栗東・岩元市三厩舎
*69:以前も紹介したが馬名で一部界隈で話題に。一応由来は人名とのことだが・・・九州産の「九」もかかってそう。母は中央2勝。馬名「テイエムキュウベエ」栗東・小島貞博厩舎
*70:祖母モンテカモン、半兄はテイエムエース。竹園オーナー今年いちおし馬。馬名は南風の意。馬名「テイエムハエンカゼ」栗東・鹿戸明厩舎
*71:祖母はビリーヴの半姉。馬名は大おてんばの意。馬名「テイエムオオイナバ」荒尾・平山良一厩舎
*72:母の半兄はテイエムオオアラシ。母は中央1勝。初戦は8着。馬名「テイエムセキトバ」栗東・柴田光陽厩舎
*73:近親にテイエムトッキュー、テイエムアクション、ギンガセブンなど。半兄フルオブファイト。初戦は京都の新馬戦で9着。馬名「テイエムアバレッケ」栗東・新川恵厩舎
*74:近親にナリタセンチュリーやニシノナースコール、ブラックエンブレムなど。馬名は速いの意。すでに二戦して10着、7着。馬名「テイエムハエハエ」栗東・木原一良厩舎
*75:ノカイドウ特別、たんぽぽ賞勝ちクリノダイシスの全弟。九州トレーニングセールで最高価格で落札。馬名「ヤングエイト」栗東・崎山博樹厩舎
*76:九州トレーニングセールで210万円で落札。小原氏は全弟も所有、兄は勝ちあがれるか。馬名「リッシンドラゴン」栗東・作田誠二厩舎
*77:半兄サツマノホシはダート1800mで勝ち上がり。九州トレーニングセールにて210万円で売却される。馬名「カシノブローチ」美浦・二本柳俊一厩舎
*78:祖母ノースサンデー。馬の由来はやはりあの某有名RPGからなのだろうか。馬名「クロノトリガー」祖母・山本和之厩舎
*79:母の半兄はマークキングオーやマークオー。
*80:半兄ハンターキリシマ。兄姉は西村氏の所有だったがこちらは伊東氏の所有に。馬名「コウエイコムスメ」栗東・五十嵐忠男厩舎
*81:母は中央3勝。半兄カシノグローブはノカイドウ特別、大隅特別を勝利。馬名「ミスマルシゲ」栗東・武田博厩舎
*82:半兄サンタナイト、ハーバーブリッジはそれぞれ中央1勝。フローリスカツプから続くケンホウ(健宝)の牝系で、ナリタハヤブサやリリーズブーケなどを輩出。馬名「マルシゲタカチャン」栗東・湯窪幸雄厩舎
*83:半姉にひまわり賞馬マルシゲトニービン。九州トレーニングセールで落札される。馬名「ヴィグラスモンロー」名古屋・新山廣道厩舎
*84:母の半妹タガノファビュラス。馬名「ブエナキングオー」荒尾・幣旗吉昭厩舎