座布団が行司にクリーンヒット

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馬主「(有)ホースケア」のみのレース

【競馬】佐賀競馬1R全馬同じ馬主 - 競の出来事
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2011%2f09%2f25&k_raceNo=1&k_babaCode=32
ちょっと話題になっていたので紹介しますが、岩手あたりでも過去に全頭ホースケアのレースがあったような・・・。
最近の地方競馬ではそう珍しくない光景です。ホースケアの実態……トウホクビジンの酷使、エレーヌの死などを
鑑みても、決して褒められるような会社ではありません。しかし現在の地方競馬では必要悪とされています。
出走馬の確保のためには仕方ないと。ただし、出来る限りこのような例はあってほしくない必要悪です。
確かに地方競馬JRAよりもレースに使われる頻度が高いですが、ものには限度というものがありますからね。


上の出馬表を見ても分かるのですが、ホースケアが預けられる厩舎には偏りがあります。
これはどの競馬場でも同じ傾向で、比較的リーディング下位の厩舎に預けられることが多いようです。
これは噂ですが、このような成績の悪い厩舎に声を掛け、その競馬場で一般的な預託料よりも一段に安い預託料を
設定するかわりに、多くの馬を預けさせる、という手を取っていると耳にします。預かる方としては苦肉の策です。
預託料を安くし、結果はともかくとして沢山のレースに出走させ出走手当てを貰うことで収支をあげているわけです。
競馬場・厩舎としては、馬をたくさん預けてもらって助かっているように見えてその実はそうでもありません。
安い預託料ではいくら多く出走させたとしても厩舎の取り分は少ないわけですから、骨折り損のくたびれもうけ。
競馬場としても、出走頭数は集まっても、魅力ある競走は編成できない。だから今回のレースのようになってしまう。
それでも悲しいかな、このような馬主に頼らざるを得ないのが地方競馬の現状です。