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内田利雄騎手 騎乗停止の真相を語る

昨年10月9日の盛岡5レースで「騎乗法不適切」という理由で10日間の騎乗停止になったミスターピンク
その状況を『サラブレ』12月号のコラムで語っていました。騎乗していたワンダーフジで4角まで逃げていたものの
手ごたえは怪しくなっており、「この感じだと追っても伸びないだろうから、なるべく後続を待って追い出そう」と
内田騎手は腹を括り、そうすると外から蹄音が聞こえてきた(気がした)ため何度も外を振り返って確認していたら、
実は内側から1頭迫ってきており、それに気付くのが遅れて慌てて追い出すも、交わされて2着になったのだという。
要するに、他馬が迫って来ていたのに追っていなかったというのが「騎乗法不適切」の内容のようだ。内田騎手は、
「あの手応えだから早めに追い出しても差されていただろうが、迫っていた後続に気付けなかった自分が悪い」と、
裁決室では弁明もせず処分を受け入れ、東京の地全協本部で再講習を受け、反省文も書いてきたのだそうだ。
http://nar.chihoukeiba.jp/Iwate/Morioka
動画を見てみると、確かに先頭で外ばかりを気にして内の1頭に気付いていないのが分かる。
しかし、明らかに勝った馬の方が伸びてきており、内田騎手の弁明もむべなるかなと思うのだが・・・。
騎乗停止は厳しすぎる印象だが、これが公正競馬というものか。逆に制裁が少なすぎる競馬場もあるからなぁ。