イタリア政府、競馬を管理下に置く（イタリア）［開催・運営］ - 海外競馬ニュース(2012/07/12)【開催・運営】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
ヴィットリオ・グリッリ（Vittorio Grilli）大蔵大臣は、独立競馬統轄機関としてUNIREから今年業務を引き継いだASSIが解散され、今後農務省が競馬運営を管理し、税関庁が賭事産業を監督することを発表した。
イタリアの賞金額は、競馬産業が危機の連続に見舞われたため2012年には40％減少した。今回の新たな展開は、イタリア競馬を独立採算の団体にすることを目指し、より財政的にしっかりと安定した基盤に乗せるための最後の手段である。
イタリア競馬、予算削減に抗議するストライキで開催停止（イタリア）[開催・運営] - 海外競馬ニュース(2012/01/26)【開催・運営】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
イタリアの競馬 - Wikipedia
近年イタリアの競馬界はずさんな組織運営や売上の低迷から、度々開催がストップする事態となっている。
2009年にはずさんな組織運営を長年続けてきたことから、ヨーロッパ生産者基金（EBF）がイタリアを除名処分にすると発表[1]。これを受けて2010年には、UNIREがサンシーロ競馬場・カパネッレ競馬場での競馬開催を一時禁止とした[2]。
馬三郎タイムズ コラム | 馬三郎25時 イタリア人騎手の活躍が目立つ裏事情
予算削減と賭事売上げ減少から2012年に施行されるすべてのレースの賞金額が40％減少する予定だったイタリア競馬、
しかしこれに関係者は大反発、今年初め頃からストライキやデモ活動が活発となり競馬開催が中断されていました。
数年前も同様にストライキ等があり、何度か開催中止に追い込まれていたイタリア競馬。実績のある騎手たちは
日本をはじめ海外の他競馬場に遠征しに来たりと働ける場所があるからまだいいでしょうけど・・・。
今回は民営化の道に目処が付くまで政府直轄になるとのことだが、果たしてこれで上手くいくのだろうか。
