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『ダービースタリオン』に馬事文化賞を

JRA賞馬事文化賞 - Wikipedia
数週前の『Gallop』誌は競馬ゲーム特集でした。黎明期のものから最近のものまで、開発者へのインタビューが中心。
メインは『ダビスタ』開発者であり馬主でもある薗部博之氏のインタビューでした。馬主としてではなく、
ゲーム開発者に対するインタビューでしたね。そのほか競馬関係者へのインタビューもありました。
多くの人が競馬ゲームから多大なる影響を受けて、競馬界を目指したという人も少なくありませんでした。
年代的に若い馬主の方々にも間違いなく影響を及ぼしていると思います。マイケル・タバート氏もその一人でしたね。
ハナズゴール馬主のマイケル・タバート氏 - 座布団が行司にクリーンヒット


競馬関係者で「ゲームに影響を受けた」とコメントしたのは小島茂之調教師、石橋脩騎手、田中勝春騎手など。
福永祐一騎手は『ウイニングポスト』派だと言っていました。松岡正海騎手は津村明秀騎手らと一緒に
ゲームセンターで『ファイナルハロン*1』を何度と楽しんだそうだ。確かにあれは面白かったなぁ。
斎藤誠調教師と尾関知人調教師はがっつり『ダビスタ』にハマったタイプなんだそうで、
お二人とも「今からでも遅くないからダービースタリオン』に馬事文化賞を与えるべきだ。」とおっしゃっていました。
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ゲームだけでなく、若者に競馬を身近なものにした存在といえば競馬漫画もそうですね。
吉田豊騎手や上村洋行騎手は『風のシルフィード』、川島信二騎手は『優駿の門』を見て騎手を志した公言しています。
過去の馬事文化賞受賞作品は文学など紙発行された本が中心ですが、映画・ドラマなどの例外もあります。
この中にゲームや漫画があってもいいと思うのですけどねぇ。既に日本では文化と言える存在になっていますから。
「馬事文化の発展に顕著な功績のあった」ということならば、これほど当てはまる作品もないでしょう。
現在JRAは新規ファン開拓の為に広告・販売促進の分野に力を入れているようですが、かつて熱狂的なほどの
大ブームを引き起こし、子供に競馬の存在を鮮明に刻みつけた『ダビスタ』から得られるヒントは多いと思います。