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馬券利益約1億4000万円なのに…約6億9000万円を追徴課税

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121129-00000037-mai-soci
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121129-OYT1T00868.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20121205/dms1212051540014-n1.htm
ひどいの一言に尽きますが、裁判で勝ち負けは微妙なのかもしれない。裁判所も結局は現存する法律でしか
判断は下せないのでしょうから。今後は法改正の方向に話が向いてくるのでは。競馬だけでなく公営競技全体で
改正に取り組まなければならない問題でしょう。こんなことが罷り通ったままでは馬券なんて買えませんよ。
(お前は対象になるくらいの払い戻しを受けたことがあるのか?という話は悲しいので置いといてください。)
少なくとも株式売買やFXなどと同様の扱いにしてもらわないと。馬券段階で既に控除率まで取られているのに…。
ほはてい一直線 当ブログ抜き書き
こちらの検索して出てきたブログは、非常に似たような境遇をお持ちの方です。コメント欄から引用。

競馬の控除額が的中した組み合わせに投じられた金額であり、なぜ税額が一時所得で計算されるのか?
これは事業所得として計算できるとなれば、競馬場や場外馬券売り場でかき集めてきた外れ馬券を混入させることで利益を圧縮出来てしまうからです。
しかし、私はその全てをPATで購入しているため、ここにどこかからかき集めてきた外れ馬券を混入させることは不可能です。
後は、私がやっていることが「事業」として認められるかの争いになると思っています。
私は引くつもりはありません。

http://povertyx.blog37.fc2.com/blog-entry-992.html

ネットで馬券が発売されることが想定されておらず、かつ「競馬で儲ける」ことがありえない、という前提の上に
成り立っているのが今の法律なんですよね。要するに概念が古い。脱税の穴を塞ぐためだけに存在する法。
裁判では法の適正さも問われてくるかと思いますので、そこに賭けるしかないのかもしれません。

 男性の弁護人らによると、男性は会社員としての年収が約800万円。04年頃、競馬専用の口座を開設して約100万円を入金し、競馬予想ソフトを使って、過去の戦績などから勝つ確率の高い馬を選ぶ方法を独自に開発した。馬券の購入にはインターネットを利用し、仕事のない土日に全国の中央競馬のほぼ全レースで馬券を買い、配当収支の黒字が続いていた。
 その配当金は自転車操業的に次の購入資金に充てており、口座には週明けに馬券の購入総額と配当総額の差額が入金。このため残高が数十億円単位になることはなかったという。

もう一つの驚きは「馬券で大きな黒字を出せる」という点でしょう。たしか以前にも馬券ソフトを独自開発した会社が
その通りに馬券を買って大儲けしていたということでニュースになっていたことがありましたよね。
その時の会社も何百億円単位で馬券を購入していたそうだが、つまり、理論上可能な馬券必勝法があっても、
ある程度の種銭が無ければ実際に儲けることは難しいということでしょう。今回の男性の話を見ても分かります。
まぁこの男性も最初の元金は少なかったのでしょうから、個人でも頑張れば何とかなるのかな…。

160億円もの競馬配当金を申告していなかったデータ分析会社の“必勝プログラム”が、ファンの間で話題を独占している。「ぜひ、プログラムを使ってみたい」「必勝ガイドとして出版すればさらにもうかる」−。ただ、実際には巨額の軍資金を必要とし、一般のギャンブラーには手の届かない手法だったようだ。
近代競馬の発祥地である英国出身の社長が営む会社はすでに休業状態で、その社長自身も国外に行方をくらませたまま。国税当局の調査で暴かれた日本競馬史上に登場した“必勝法”の手の内とは…
気になるプログラムの中身とは−。
 《気象条件や競走馬、騎手などの公開情報を入力し、勝率の高い組み合わせをはじき出す》
これが、複数の関係者が明らかにした、U社が開発した独自のプログラムだ。このプログラムが特に強みを発揮したのが、1着から3着までの着順を予想する「3連単」という投票法だったという。1着のみを予想する「単勝」に比べて当てるのは相当難しくなるが、それだけ配当率も上昇し、的中させれば“一獲千金”も夢ではない。ただ、誰もがまねできる手法でもないとう。
U社は倍率ごとに掛け金を配分し、配当金が投資額を超えるように計算。掛け金の原資は謎だが、1レースで億単位の金を投入し、数億円の配当金が転がり込んできたこともあったという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091025/crm0910251801012-n1.htm

社長が国外逃亡したのも、追徴課税から逃げるためと考えれば納得が行きますね。ソフトを使っていたとしても客は客、
これだけの額を賭けてくれているわけですからJRAにとっては優良顧客と言っていい。馬券売上げも税金も最終的には
国庫に納入されるわけで、目的は一緒。その為の手段が脚を引っ張り合っては元も子もありませんよねぇ。