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渡辺薫彦騎手など 騎手が次々に引退

http://jra.jp/news/201212/121201.html
ナリタトップロードの渡辺騎手が引退 調教師へ「勉強専念」― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
野元昭嘉芹沢純一騎手の引退については以前書きましたが、新たに今村康成・小林慎一郎渡辺薫彦鈴来直人
騎手の引退が発表されました。この中でもっとも成績を残していた渡辺薫彦騎手の引退には驚かされました。
11月には田面木博公千葉直人穂苅寿彦騎手の引退も発表されています。渡辺騎手引退の記事には
その理由として「JRAの厩舎制度改革(厩舎スタッフ12人制)を受けての決断だった」と書かれています。
栗東を中心に8人の騎手が引退 その理由とは - 座布団が行司にクリーンヒット
栗東の「厩舎12人体制」とは - 座布団が行司にクリーンヒット
一昨年も騎手の引退ラッシュがあり、その理由が「厩舎制度改革」にあるということで詳しく書きました。
「厩舎スタッフ12人制」についても書いていますのでご参考に。他騎手の引退にも少なからず影響しているのでは。
この改革自体には肯定的な立場なのですが、後々影響してくることもあるのではないかと不安もあります。
調教助手・厩務員になるのが1〜2年早いか遅いかだけで賃金に差が出てくるわけです。後で軋轢を生みそうな…。
高齢従業員の早期退職勧奨も進めた方がいい気がしますね。年功序列で給料が上がり続けていた時代も今は昔。
JRAの本音としては高額給料の従業員は早く辞めてもらうか賃金を下げたいのでしょうけど、実行すれば労働組合
力の強いこの界隈ではストライキなど強行策を取られることもありえそうですし、改革も簡単ではなさそうです。