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ハナズゴールが女子スキージャンプ選手のスポンサーに?

牝馬ハナズゴールが高梨沙羅をサポート
ハナズゴール馬主のマイケル・タバート氏 - 座布団が行司にクリーンヒット
また唐突な話で驚きました。ハナズゴールの馬主であるマイケル・タバート氏と高梨沙羅選手との関係は…?
知り合いか何かなんですかねぇ。その辺の話も後々出てくるでしょうけど。記事から察するとハナズゴール
獲得賞金から支援するのかな。競走馬が稼いだ賞金で何かを後援すると言うのは、昔から意外と例が多いのです。


競馬界のタイガーマスク - 座布団が行司にクリーンヒット
例えばタイガーマスクという馬。馬主の山本英俊氏が獲得した賞金の95%を養護施設に寄付すると宣言し、
引退するまでの総獲得賞金1920万円うち1829万7000円を施設に寄付。馬名の理由は元祖・タイガーマスクですね。
作中でも主人公で孤児院出身である伊達直人が収入の一部を孤児院に寄付していました。
2010年ごろには「伊達直人」を名乗った人たちが児童施設にランドセルや現金などを寄付する
タイガーマスク運動」が流行しましたが、それ以前に競走馬のタイガーマスクがいたのです。
山本氏は他にもカジノドライヴアメリカのピーターパンSに遠征して勝った時の賞金も寄付しましたし、
所有馬にジャービスあしながおじさんの本名)という名前をつけ、こちらも獲得賞金を児童養護施設
寄付しているようだ。昨年の5月以来休養に入っているが、子供たちの為にも復帰が待ち遠しい。
マイソールサウンドが稼いだ賞金でタイに図書館が立っている - 座布団が行司にクリーンヒット
他にもJRA重賞戦線で長く活躍したマイソールサウンドの馬主・佐野清氏はその賞金でタイに図書館を建設。
栗林友二 - Wikipedia
日本競馬の黎明期に名馬クリフジなどを所有した実業家・栗林友二氏は心身障害児への支援金をはじめ、
所有馬が重賞を勝つ度にほうぼうへ寄付されていたそうだ。ノブレス・オブリージュというものだろうか。


ギャンブルということでイメージ悪く見られることが多いが、公営競技は様々な形で社会貢献している。
病院施設や車、遊戯器具などに公営競技が寄付したものだというステッカーが貼ってあるのをよく見かける。
上記の馬主らが個人で行うものだけでなく各地の馬主会や調騎会などは独自に色々な寄付をしているのだが、
そういう事績は一般の人にはあまり知られていない気がする。今回のハナズゴールの件は過去の例とはまた
少々色合いが違うかもしれないが、こういった競走馬と馬主の事例がもっと注目されるといいですね。