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現役最後のアラブ馬レッツゴーカップ引退

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20130323-OYT8T01231.htm?from=tw
http://www.asahi.com/sports/update/0323/OSK201303230069.html
アラブの聖地であった福山競馬場廃止とともに最後の現役アラブ馬も引退となりました。
個人のファンが余生を見ることになっており、それだけは良かったと思えます。
JRAがアラブ競走を廃止するとともに地方競馬も右へ倣えで馬産地も続き、アラブは滅亡を待つばかりに。
アラブレッドにはスピードがあり世界的にも競馬のメインであり花形であることはよく分かります。
しかし、日本のアラブにはアラブの良さがありました。丈夫で粗食にも耐え使い減りがしない。
地方競馬場が近年馬資源不足に悩むようになったのもアラブ廃止の影響があるでしょう。
生産地でも安定的な収入源であったアラブが廃止となり、サラブレッド転換に失敗し廃業する牧場も。
競走馬生産頭数は年々減少の一途を辿っています。地方競馬の廃止が影響していることは言うまでもありません。
日本競馬における一つの時代の終焉を感じるとともに、その将来を案じずにはいられません。
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