大種牡馬ブライアンズタイム死す - 競馬ニュース : nikkansports.com
1990年代〜2000年代の日本競馬を支えた三大種牡馬サンデーサイレンス、トニービン、そしてブライアンズタイム。
最後に残された1頭も逝ってしまいました。時代とはいえ寂しい気分になりますね。
後継で見ればサンデーサイレンス一強と言われても仕方ないかもしれませんが、
他2頭がいてサンデーを押し留めていたからこそ今くらいのバランスが保たれているのですからね。
できればトニービンもブライアンズタイムもサイアーラインが続いてほしいものです。
今のところトニービンはジャングルポケットくらい。ブライアンズタイムは芝ではタニノギムレット、
ダートではタイムパラドックスやフリオーソ辺りに頑張ってもらいましょうか。
まぁ、どちらもBMSとしてはサンデーサイレンス系と相性が良く、牝系には末永く続きそうな気はします。
そういえば『サラブレ』4月号は種牡馬特集だったのですが、主題としては今の日本生産界が
「サンデーに代わる血」「サンデーの血を活かすための血」を求めている、という話でした。
近年はダーレーをはじめとして海外有力種牡馬が導入され、異系がかなり豊富になってきています。
コンデュイット、パイロ、コマンズ、ヨハネスブルグ、バトルプラン、ハービンジャー、エンパイアメーカー、
ベーガバド、ワークフォース、キングスベスト、ストリートセンス、アウルハヴアナザー、タートルボウル、
トビーズコ−ナー、サマーバードなど、実績馬や良血馬が次々と日本に輸入されてきています。
これまでのようにサンデー系天下は続くでしょうが、もう少しバランスは良くなるんじゃないでしょうか。