座布団が行司にクリーンヒット

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2度の大逸走・・・そこから追い込んで2着

オルフェより凄い「世界最強の大逸走」

 レースはダート1700メートルの未勝利戦。単勝3・4倍の3番人気で出走したスパイサーカブ(セン4)が軽快に逃げていたのだが、3コーナーで突如外に大きく逸走。しかし、幸い競走中止には至らず、鞍上X・ペレス騎手によって懸命に立て直され直線を向いて再度先頭に。脚色からして勝利確実と思われたのだが、何とここでもう一度外に膨れた――。
 それもほぼ真横に飛んでいくような走りで、一瞬でレース映像から消えてしまった。
 当然、多くの人がレースから脱落したと思ったのだが、ここからオルフェーヴルばりのパフォーマンスを発揮。コースの外めに片付けられていたゲートと外ラチとの狭い空間をすり抜けると、再びゴールに向かってスパートしたのだ。
 実況アナの「まだチャンスはある。奇跡を信じますか?」という絶叫の中、一完歩ずつ前との差を詰めると最後はタービンという3歳牡馬と馬体を併せてのゴール。

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アメリカのピムリコ競馬場で起きたこの事件。スパイサーカブという馬が二度の逸走を挽回して追い込み2着。
一度目も驚きですが注目は二度目の逸走ですよね。コース端にあったゲートの向こう側を通ってコースに復帰。
何気にここでカメラのズームを引いたカメラマンにも拍手ですね。大きな事故に至らなくてよかった。


逸走ではありませんが岩手競馬の有名なレースを思い出しました。
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