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佐賀で再起をかける 元・福山競馬の渡辺博文騎手と柳井宏之師

http://www.yomiuri.co.jp/job/wlb/topics/20130514-OYT8T00468.htm
福山競馬 騎手・調教師の行先 - 座布団が行司にクリーンヒット
お二人が佐賀に移籍して2ヶ月が経ちましたが、レースを見ていると渡辺騎手はさすが2000勝ジョッキーだなと
思うような騎乗をされていますね。福山も佐賀も小回りですし、基本スタンスとしては同じなのかもしれません。
そして渡辺騎手と二人三脚で挑む柳井調教師。こちらはまだ慣れない佐賀で手探りの状況かとは思いますが、
38歳で調教師としてはまだお若いですし、元・福山の馬たちと共にこれからが勝負でしょう。


騎手と調教師が同時に移籍できたのはラッキーでしたね。これが騎手だけの移籍だったとすると、
どこかの厩舎所属騎手になるとは言っても一からの馬集めになるわけですし、バックアップが足りない。
余所者に対するマークも厳しく、テン乗りも多い。精神的な疎外感もストレスになることは概して多いようです。
そうして燻ったまま引退してしまったり、また他場へ移籍してしまう例は過去に佐賀では多かったのです。
しかし調教師も一緒となると元の所属場から馬(馬主)と共にやってくるわけで、支援体制は十分。
ずっと乗り続けている馬に乗れるわけですし、前所属からの人たちと一緒という安心感はあるでしょう。
それは調教師も同じで、いきなり良く知りもしない騎手を乗せてレースに出すのは不安の方が多い。
しかも渡辺騎手という実績十分な騎手がいるわけですから、これほど安心できる乗り役はいないでしょう。