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日刊スポーツ杯 第29回中島記念 デュナメスが悲願の初制覇

緑に囲まれたレジャー施設:佐賀競馬(さがけいば)|佐賀県鳥栖市
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2013%2f12%2f23&k_raceNo=11&k_babaCode=32
九州大賞典を含め3連勝中のデュナメスと、前走・全国交流競走の笠松グランプリまで5連勝中のエスワンプリンスが
「佐賀版有馬記念」と呼ばれるファン投票の中島記念で激突。抜けた1番人気と2番人気を分け合いました。
デュナメスは中島記念は過去2回走って2着、3着と惜敗しており、昨年の覇者レイズミーアップが
脚部不安で回避している今回は勝ちを狙います。一方、エスワンプリンスは全国の舞台で勝利しており、
地元に戻ってこちらも負けられないところ。ただエスワンプリンスのベスト距離はマイル前後と陣営も認めており、
2000mのここは距離不安が囁かれていました。レースはエスワンプリンスが逃げて、他馬はそれほど競りかけずに
ゆるやかな流れですすむ。デュナメスは3番手を追走し、勝負は2週目の向こう正面から動きました。
エスワンプリンスが逃げ切ろうと突き放すが、デュナメスがコーナーで外から迫り勝負は直線での叩き合いに。
最後は半馬身差きっちりと差し切ってデュナメスが勝利。3度目の正直で初めての中島記念制覇となった。


エスワンプリンスはやはり距離が長かった印象。2000mでならばデュナメスの方が上だった。
今後は短距離路線を行くようで、昨年3着だったオッズパークグランプリ(1400m)に向かうようだ。
勝ったデュナメスはこれで佐賀記念への優先出走権を手に入れたが、表彰式で関係者は参戦に関しノーコメント。
ここで出走をぼかしたのは出走しない可能性の方が高いように見えた。
確かに佐賀記念ともなるとメンバーが強くなり勝つ確率は低く馬の消耗も激しくなるだろうが、
ファンの為にも是非とも出走してほしいものだ。レースを盛り上げるためにも決断してほしい。