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Dr.コパ氏が小田切有一オーナーから聞いた衝撃の言葉

競馬ブック』ではDr.コパこと小林祥晃オーナーのインタビュー記事があり、そこでお話されていました。
今年に入って既にG1を2勝と波に乗るコパ氏ですが、近年は馬主としての意識変化があったといいます。


そのきっかけとなったのが2006年の高松宮記念コパノフウジンでG1初参戦を果たしていたコパ氏はパドック
騎乗する佐藤哲三騎手に「とにかく頑張ってこい」的な声をかけたのだそうだ。結果を求めるコパ氏に対し、
オレハマッテルゼで同レースに参戦していた小田切有一オーナーは同様にパドック柴田善臣騎手に声をかけます。
「せっかくなんだから、レースを楽しんできなさい」
田切オーナーは21年もの間G1勝利から遠ざかっており、G1のタイトルは喉から手が出るほど欲しかったはず。
この時オレハマッテルゼは4番人気に推されていて勝つチャンスがありました。柴田善臣騎手自身も6年間も
G1未勝利が続いていて、ベテラン騎手とはいえプレッシャーもあったことでしょうが、そんな時にこの言葉。
Dr.コパ氏はこの言葉に衝撃を受け、いつかまた自分の馬がG1に出る時は騎手にこう声を掛けようと誓ったそうだ。
このあとオレハマッテルゼは見事高松宮記念を勝利してG1の栄冠を手にしました。
8年後の2014年度高松宮記念。コパ氏はコパノリチャードに跨るミルコ・デムーロ騎手にこう言ったそうだ。
「レースを楽しんできて」
実際にイタリア語か英語か、はたまた通訳を介してそう言ったのかは分かりませんが、
それを聞いたデムーロ騎手は大いにレースを楽しんで馬を勝利に導き、ゴールでは楽しみ過ぎて例の飛行機ポーズ。
JRAの過怠金10万円の制裁を受けるというオチまでつきましたとさ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140330-00000081-dal-horse


余談ですがコパ氏の話によると、引退したラブミーチャンは当初エンパイアメーカーを交配予定でしたが、
コパ氏の「直感」でゴールドアリュールに変更したそうだ。これで成功しそうで怖いのがコパさんだよな。