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九州ダービー栄城賞は高知のオールラウンドが制す

高知のオールラウンドが出遅れからの大外一気で完勝/九州ダービー栄城賞・佐賀 | 競馬ニュース - netkeiba.com
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2014%2f06%2f01&k_raceNo=11&k_babaCode=32
グライスが逃げ1番人気マサヤが2番手。クロスオーバーを破ったことのある3番人気高知のニシノマリーナが続く。
二周目の向こう正面から一気に流れが速くなる。内に秘めるモロさの不安を囁かれていたニシノマリーナが脱落し、
4コーナーを回ったところでマサヤが先頭に立ち、完全に地元佐賀勢同士で決まるかに思われた。
しかし大外から1頭だけ違う脚色で伸びてきたのが7番人気、高知の伏兵オールラウンドだった。
ミスタージャックとともにスタートで出遅れていたが、3コーナー過ぎから徐々に脚を伸ばしてきていた。
佐賀の先行馬たちは3角4角の攻防でほとんど脚を残していなかった。佐賀では珍しい追い込みでの勝利。
パーソナルラッシュ母父メジロマックイーンという血統で、2000mはジャストな条件でもあったのだろう。
手綱を捌いた田中純騎手は荒尾から佐賀に移籍してからは初重賞制覇。おめでとうございました。


九州ダービー栄城賞を他地区勢が制したのはNARの重賞勝ち馬一覧を見る限り1973年第15回以降は初めてのこと。
それまでも他地区勢が遠征してくるようなことはなかったはずなので、他地区勢の勝利は初だろう。
荒尾・中津馬などが遠征してくるようになったのは2000年からで、14年間は地元佐賀馬の独壇場だったのですが。
地元佐賀馬もっと頑張れよなぁ……というのが素直な感想です。S1の重賞は飛燕賞をケンシスピリットが勝った以外
すべて他地区勢に持っていかれています。地方全国交流になった古馬のはがくれ大賞典もそうですし、
3歳路線のほとんど高知に持っていかれてる事実。馬に言っても仕方ないし、調教師も馬を預かってるだけだし、
馬主への不満というか、突き詰めれば佐賀競馬全体に奮起してほしい。地元ファンとしてはJRA交流競走で
JRA勢に負けるのならまだしも、地方馬同士の他地区勢に、地元の重賞では負けてほしくないですよ。